五色台にある足の神様です。
香川県高松市中山町五色台スカイライン南の根香寺から白峯寺に向かう五色台スカイライン南側入口の少し西に位置し、県道180号線鴨川五色台線の道沿いにあります。
足尾大明神は、鳥居をくぐると、正面に小さなお堂が3つ並んでおりお地蔵さんが祀られ、大師堂内には木彫りのお大師様なども祀られています。
(木の幹に彫られています)足尾大明神は、(あしばさん)といわられる足の神様。
お堂前の左には地蔵尊があり、お地蔵様は左足を前に出していて、お地蔵様の足を触って自分の足を触ると良いと言われているようです。
足尾大明神の左側には、丘の上に崇徳天皇を弔う供養塔があり綺麗な花が祀られていました。
山歩き中に雨になったとき、雨宿りさせてもらいました。
2019年9月、台風17号の強風で正面にある大きなモミジの木が折れてしまいました。
名前 |
足尾大明神 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
http://fudasho.web.fc2.com/bangai/sanuki/gg/g18ashiodaimyoujin/ahiodaimyoujin.html |
評価 |
3.8 |
白峯寺縁起には、空海(弘法大師)が白峯寺を創建し、円珍(智証大師)が、白峯大権現の神託を受け、10躯(内4躯は千手観音)の仏像と、49院を創建したと記します。
円珍が造った4つの千手観音は白峯寺、根香寺、吉水寺、白牛寺に安置されます。
この中の吉水寺の鎮守として祀られたのが足尾大明神のようです。
かってはこの付近には、根香寺末寺の吉水寺があり、足尾大明神はその鎮守であったことになります。
吉水寺にあった仏像立ちは、根来寺に引きと荒れた研究者は考えているようです。
寺は退転して姿を消したけれども、足尾大明神(権現)は山伏たちに守られて、今まで永らえたようです。