名前 |
白峯寺 頓証寺殿 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
頓証寺殿崇徳天皇の霊廟(れいびょう)。
遠江阿闍梨章実(とおとうみあじゃりあきざね)が現在の坂出市府中町鼓岡の行在所(あんざいしょ:天皇お出かけ先の仮の御殿)を移して天皇の自画像を奉安、頓証菩提を弔った(とんしょうぼだい:亡くなった人が成仏するよう祈ること)のにはじまったと云われる。
現在の建物は延宝8年(1680)高松藩初代藩主松平頼重(まつだいらよりしげ:“水戸黄門こと徳川光圀の同母兄)・二代目藩主頼常(まつだいらよりつね:水戸光圀の長男)が再建。
拝殿は檜皮葺(ひわだぶき)・前面蔀戸(しとみど)・庭前に橘と桜を植えて御所の建物を模している。
奥殿(おくどの)は三棟で中央に御尊影、左に白峯大権現相模坊(だいごんげん・さがみぼう、地元ではさがん坊さんと呼ばれている)、右に御念持(ごねんじ:個人が身辺に置き私的に礼拝するための仏像)十一面観音を祀っている。
(香川県文化財保護協会小冊子を参照)