国歌「君が代」に詠まれている「さざれ石」が置かれて...
国歌に出てくる『さざれ石』です。
これがさざれ石か!石なのか!なんか見たことある!っと思った。
建築現場でミキサー車からこぼれて地面に付いたコンクリートと石達だ!それの大っきい奴だね。
君が代で登場する「さざれ石」。
立派なさざれ石を間近で見れます。
歌にあるように、小石等が結集して、大きな塊になり、岩になるという表現がありますが、実物のさざれ石をみると、「どうなんだろう?」と好奇心が湧きました。
源氏池の畔には、国歌「君が代」に詠まれている「さざれ石」が置かれている。
石灰岩が雨水で溶解され生じた乳状液が、小石を凝結して岩のように多きくなった。
正式名称は「石灰質角礫岩」。
1961年、岐阜県春日町で、小林宗一氏によって発見され、1977年に岐阜県の天然記念物に指定されている。
鶴岡八幡宮のさざれ石は、1981年に発見者小林宗一氏のご子息文治氏より奉納されたもの。
毎年、正月15日には、さざれ石の前で左義長神事が行われる。
さざれ石と聞くとやはり国家、「君が代」の歌詞が浮かびます。
君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまでこの和歌は古今和歌集の詠み人知らずから採用されたのだとか。
君が代の歌い出しの部分は元々は「我が君」と詠まれていて、特に君主と言う意味合いではなく、身近な人の事を指していたようです。
さざれ石と言うのは小さくて細かい石(石灰石角礫岩)それが大きな岩となり、苔の生えるまで繁栄するようにと言う解釈をします。
様々な意味合いがあるようですが身近に仕えるご主人の末長い健康を願ったり、恋人同士の永遠の結び付きを祈る和歌でした。
そして時代と共に「君」は天子とか帝を意味するようになっていきます。
鎌倉時代からおめでたい歌として様々な階層に人気がありましたが、明治2年(1869年)に大山巌が天皇陛下の臨席する儀式用の歌として採用されました。
君が世は短い歌詞の中に日本国の象徴である天皇陛下を敬い、日本人が平和を願いながら一致団結し、子孫繁栄する姿がよく表現されています。
さざれ石は岐阜県春日町で小林宗一郎氏により発見され、天然記念物となっていますが、鶴岡八幡宮のさざれ石はそのご子息から奉納されました。
岐阜県揖斐郡には発祥となったさざれ石公園があり、さざれ石はその他、諏訪大社、勧修寺、護王神社、千鳥ヶ淵戦没者墓苑等各地にあります。
名前 |
さざれ石 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
君が代に出てくるあのさざれ石です!近寄って見ると、見たこともないような形で、見応えがあります!