その際に奈良時代の瓦が出土しました。
名前 |
拝師神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
https://kagawakenjinjacho.or.jp/shrine/%E6%8B%9D%E5%B8%AB%E7%A5%9E%E7%A4%BE/ |
評価 |
4.6 |
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この神社は昭和19年(1944) の陸軍飛行場建設により移転させられましたが、その際に奈良時代の瓦が出土しました。
そこで、旧拝師神社の地の廃寺を拝師廃寺と呼んでいます。
古代条里制では山田郡条里八条九里二十一坪にあたります。
周辺からは飛行場建設後も土器や瓦の散布が認められています。
旧拝師神社の東約100mには、戦前まで相撲場として用いられていた方20mのほぼ円形の土壇状のヒチクドーがありました。
これは「ひちく堂」の基壇で寺院建築址と推定されます。
この東北には戦国の居館である上林城があり、この地域は上林の本村と呼ばれていました。
したがって、この周辺は古代の拝師郷の中心地であったと考えられます。
拝師神社の地は、南に仁池(飛行場建設で廃絶)の乗る谷筋があり、西には桜井出水、東北には城井出水(飛行場建設で廃絶)があり、古代拝師郷の水利の中心でもありました。