、、神社は平成狸合戦の聖地です。
伝説の阿波狸合戦、金長狸を祀った神社で、商売繁盛、開運に御利益があるということです。
映画やアニメ等々、メディアにとりあげられることも多く、広く親しまれています。
日峯山のふもとにあって、市街地からも20分程と近く、郊外のとても静かな環境にあり、神社自体は思ったより小さめでしたが、周辺一帯は公園として整備され、春には桜の名所として、たくさんの人出で賑わうようです。
尚、本宮は北側の日峯山上、日峰神社にあるそうです。
写真は、グランドの昭和31年金長神社のものです。
「グランドの金長神社が、なくなるんじょ。
知っとお?」金長神社を守ろう!金長さんを守る会この2.3年で、小松島市の金長神社など市営グランド一帯が防災機能を備えた都市公園として再開発され、金長神社のたてものは取り壊し駐車場になる計画がすすんでいます。
金長神社は、昭和31(1956)年に建立されました。
金長狸は、天保年間の阿波狸合戦の講談で全国に有名となり、四国の三大狸とも称され、勝負や受験、商売繁盛、恋愛成就にご利益ありといわれます。
金長神社は、金長奉賛会での神輿行列や写生大会で、小松島の子どもたちのこころにしっかりと根づいたふるさとの風景に他なりません。
昭和14(1939)年から35本もの狸映画が制作され大ヒットし、ジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」1994、「有頂天家族2」などのアニメ、「姫さま狸の恋算用」などコミック、オダギリジョー主演の「オペレッタ狸御殿」2005、宮本亜門のミュージカル「狸御殿」2016、井上ひさしの小説「腹鼓記」1985、京極夏彦「巷説百物語」など小説の舞台です。
昭和14年に京都の新興キネマが映画化した「阿波狸合戦」が大ヒットし、倒産寸前の新興キネマを立ち直らせ、お礼に映画関係者などが日峰山中に建てたのが金長神社本宮です。
そして昭和31年に金長狸を観光の目玉にしようと小松島市は、日開野の梅山家にあった祠を市営グランドに移設し神社を建立しました。
以来、宮司一家、観光協会、金長奉賛会、商議所が、市民の寄付と市の補助金で維持管理し、運営してきました。
数々の民話伝説の中心にある金長狸をまつる実在する神社であり、近世の庶民の文化遺産として価値ははかりしれません。
小松島オンリーのオリジナルコンテンツであり、現在ではアニメの聖地として県外から人を呼んでいる小松島では数少ない全国区の観光スポットを、むざむざなくしてしまうのでしょうか。
なにもできないまま無策でとりこわすというのでは、今生きる市民の名折れ、先人や後世に指弾されるのは必定です。
金長神社がいきのびるかは、市民ひとりひとりにかかっています。
知恵をあつめ、よいアイデアを出し、行動し、宝として未来におくりましょう。
名前 |
金長神社本宮 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0885-32-3568 |
住所 |
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評価 |
4.2 |
社殿の硝子も割れ、瑞垣も倒れかけとかなりの荒廃ぶりでした。
11月でしたが蜘蛛の巣もかなり残っておりま参拝される方も少ないのかと。
歳月を積み重ねた信者に支えられていないせいなのか?