名前 |
大坂城 二番櫓跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
1945年8月14日の大阪大空襲でこの二番櫓は焼失。
この終戦前日に実施された大阪城に隣接する砲兵工廠への空襲は凄まじく、集中的なものだった。
700トンの爆弾が投下された。
保守の作業要員382名が死亡。
流れ1トン弾は京橋駅、大阪城にも落下、多くの櫓と人命が失われた。
東北隅に落ちた一発は天守石垣からわずか10メートル、西南隅は天守を掠め下部石垣に直撃弾となった。
誤差数メートルだったが天守閣は崩れなかった。
今でもその痕跡は石垣にはっきりと残っている。
本当にもったいないことだ。
戦争は史跡など関係なく、無差別に、そしていとも簡単に破壊していく。
だがここからの素晴らしい景色だけは、破壊されなかった。
二番櫓からは今は亡き砲兵工廠跡や、生駒の美しい山々の眺めを楽しむことができる。