初めての訪問でしたが楽しめました古代日本の製鉄技術...
刀の作り方を問題も含めて1から展示してくれています。
風を送る装置を自分で乗ったりできます。
奥出雲たたらと刀剣館。
(202410再訪)【休日混雑無し】※入場券は領収書になってない。
砂鉄採取~タタラ製鉄~鍛刀~研磨~刀剣まで映像や模型でわかります。
タタラの実寸大模型で製鉄炉の地下施設を知り、6世紀後半~近世にかけて改良・大型化され深い場所で3メートル以上あるそう。
天秤鞴(てんびんふいご)の模型では、空気を送り込む体験ができます。
またアニメシアターではヤマタノオロチ伝説のアニメがあったり、見て触って体験できて子供さんも楽しめそう。
日本刀鍛練場では別途費用で鍛錬実演が見学出来る。
🅿️無料駐車場あり、🚻屋内にトイレあり。
※客観的に普通の物が『最高』の評価にはなりませんので悪しからず。
古くから残る貴重なたたら技術を伝える貴重な施設。
元鉱山は美しい棚田に変貌した姿に感動しました。
しかも水がうまい。
もちろん米も蕎麦も美味い。
「奥出雲町:奥出雲たたらと刀剣館」ここは本当に楽しかったです。
出雲の歴史を調べるとほぼ必ず登場する製鉄の歴史。
奥出雲たたら刀剣館はその地理的・歴史的背景、伝奇・伝説を詳しく学ぶことができました。
バイクを降りて入り口に向かうと、ヤマタノオロチのモニュメントが出迎えてくれました。
まるでロケットのような異様な形で、先端には竜の頭が見えます。
施設内に入ると地下施設の実物大断面模型がありました。
その複雑さと巨大さは必見です。
大量の砂鉄を溶かして玉鋼に変えていくことの大変さが良く分かります。
現在、日本で唯一たたら製鉄を続けているのは「日刀保たたら」という組織ですが、その操業の様子をパネルと映像で見ることができました。
奥出雲町の刀匠の作った日本刀も展示されています。
また、送風装置の吹子の模型は3種類あり、どちらも体験が出来ます。
人力系最強送風機「かわり番子」に乗ってみたのですが、で起こす風とは比べ物にならない威力でした。
展示室を進むにつれて、たたら製鉄の起こりから、近代にいたる歴史までぎっしりと案内看板があります。
当初30分程度の予定でしたが1時間くらいかかってしまいました。
奥出雲の伝説を辿るときには「製鉄」の歴史を知ると楽しみが増します。
おすすめです。
奥出雲町横田にある歴史博物館。
⚔️国道314号線FamilyMart横田店手前を左に入った所にあります。
たたら製鉄の歴史が刀剣などをメインに展示してあります。
息子のリクエストで初めて来館しましたが時間があればもう少し滞在したかったです。
息子も満足してました😁一緒に行けて良かったです。
火縄銃が2丁、入り口直ぐに展示されてたのは少し驚きました。
県外の来場者の方が多いみたい。
2023年12月8日(金曜日)。
13時。
天気☀️。
気温14℃。
湿度41%
奥出雲町にあるたたら製鉄と刀剣の博物館。
たたら製鉄の説明を中心に展示がなされています。
たたら製鉄により作られるケラの実物や、その原料の砂鉄の種類、製鉄の手順などが詳しく説明されています。
敷地内にはかっての万博で飾られたモニュメントが玄関付近で目を引きます。
よく見ると、スズメバチの巣が気になります。
また、日本刀鍛錬場が有るので、製作しているところを見てみたいと思いました。
駐車場も広いので駐めやすいです。
奥出雲には製鉄の遺跡がたくさんありますが、それらの中で一番大きい展示施設です。
映像展示も多く、たたらの実寸模型もあり、見ごたえあります。
刀鍛冶の実演もあるのですが、平日はやっていませんでした。
祝日の朝一に訪問。
他にお客さん居ませんでした。
駐車場広々でしたチケット売り場の横にモニターと椅子が有って説明が流れますが、今回は時間の関係でスルー鉄を作る工程、刀など展示されています。
刀に興味が有る方は面白いかと思いますが、うちは“もののけ姫のアシタカが踏んでいたフイゴ”と“日輪刀”にしか興味を持っていなかったので10分程度で後にしました。
500円ちょっとの入場料。
うちは3人で入ったので高く思えましたが、こんなものかと思います。
日本刀の原料となる玉鋼を作るたたら製鉄についての資料館です。
日本刀が沢山展示されており、刀剣好きの方は必見です。
もののけ姫や鬼滅の刃でもモチーフになっているようで、その類いのファンもいるようです。
入り口にビデオが10分ほど上映されているので、事前知識がない方はビデオを見てからの方が展示の内容も理解しやすいと思います。
奥出雲のたたらは原料の木炭と砂鉄が産出される土地だったため、現代の洋鋼に淘汰されるまで、6世紀頃から大正末期1923年まで商業生産していたようです。
その後昭和初期から終戦まで軍刀向けで生産を続けたものの、終戦を機に生産が途絶えました。
その後日本刀の生産を伝承するために、1977年に日刀保たたらとして復活し、現在に継承されています。
現代のテクノロジーを持ってしてでも、たたら製鉄の不純物の少ない鋼を作ることは不可能のようで、日本刀の生産にはたたらが必須とのこと。
ちなみに奥出雲以外のたたら製鉄は木炭の原料で森林伐採を行い各地がはげ山になっていったそうですが、奥出雲は資源管理をした上で伐採したため、はげ山にならず自然と共生して操業していたようです。
入場料は530円。
松江市内から車で1時間少々。
岡山市内から車で2時間半。
古代たたら製鉄で栄えた奥出雲はもののけ姫の舞台。
玉鋼から創り上げた名刀は炭次郎の持つ日輪刀にそっくりだと話題になっています。
訪れた日は誰も入館されてる人はおらず、ゆっくり見学できました。
入口エントランスにあるビデオモニターをまず、見ることをオススメします。
たたらについて、わかりやすく紹介してます。
その映像を見た後に館内を回った方が、すんなり頭ん中に入ってきます。
この地域が、たたら製鉄衰退後に棚田に生まれ変わって…外国の方が”すばらしい”(だったかな…)って、言った言葉が印象的でした。
受付には、玉鋼のストラップ、ナイフ、包丁などのお土産があります。
初めての訪問でしたが楽しめました古代日本の製鉄技術の基礎が学べます日本刀が所せましと置いてあります。
色々と勉強になる施設でした。
家族と一緒に来ましたが、ゆっくり見る事が出来ませんでした。
😓今度は一人でゆっくりと来たいですね。
オロチの像?が館前にある。
内部は刀剣がメインで飾ってあり、たたら場の断面図もあってかなり凝っている。
たたら場で使用された鞴を体験することも出来る。
飾ってある刀剣には天叢雲剣(想定作刀)や鬼滅の炭次郎の黒刀などもある。
また入り口にあるお土産用の包丁は一本一本手打ちで作られているため、三徳包丁でも長さや反りが微妙に違う。
自分好みの一本が、見つかるかもしれないので購入するなら見比べてみると良い。
(刀鍛冶の方に時間があればアドバイスを貰える。
)
この地域の特色でもある製鉄の歴史から、現在の地形にまで関連した展示がされている。
ただし、入館料がJAFの割引込みで410円はちょっと高いかなと感じた。
刀剣の歴史を学べます。
鬼滅の刃の最終選別で登場した「玉鋼」を見ることができます。
炭治郎の羽織も貸してくれるので、刀剣と一緒に写真も撮れます。
たたら製鉄の勉強、日本刀のこと良い勉強になりました。
全体的に内容の薄い感じのする展示もう少し触れる体験とか、なんとなく中途半端な感じがしました。
いろいろ話を聞けたのは良かったです。
刀好きにはたまらない場所です。
刀身の基になる玉鋼ですら神聖な輝きを見せてくれます。
さすが神話の里。
砂鉄を採取した跡地も荒らさず農地として活用していることなど日本人が自然を活かして暮らしていたのを再確認できました。
「鬼滅の刃」に出てくる兄ちゃんの刀に似ている日本刀展示って事で有名になってお客様スゲーっす!本来は「たたら製鉄」の紹介・説明・作成行程の資料館です。
運が良ければ職人さんの作業が見れるのと真剣の居合切りも(今は行われているか解りません!)見れますよ!
美しく素晴らしい刀とその歴史について学べます。
ここは刀を作るための鋼のよい土が取れる場所でもあるようです。
雲南市の鉄の歴史博物館も良かったが、ここもいい。
私は雲南市の施設群を先に見ましたが、いずれにせよ古代から近代まで続いたたたら製鉄が立体的に分かりました。
とても興味深いです。
こちらの施設の方が規模が大きく、さらについての説明や実物が置かれていることもあって人も多かったです。
アニメの影響もありますね(2020年10月)
静かな環境で、たたらの仕組みと歴史を学ぶことが出来ました。
ちと場所が分かりにくいですが、空いてて貸し切り状態😅刀好きは行くべし🎵
遠くヒッタイト帝国(現トルコ)から日本に製鉄文化が伝わり、この地域にたたら製鉄の文化が根付き、その製法と地域の文化が良く解る展示です。
特に山を削り砂鉄を取り、木を木炭にして燃焼させて砂鉄を溶かし塊にしてさらに鍛錬して一級品の玉鋼にする膨大な工程が理解できます。
機械のない時代に大変な作業です。
そして採取場所を棚田として現在でも利用されているそうなので行ってみたくなりました。
また、神話のヤマタノオロチと三種の神器の草彅の剣の関係も解かります。
三種の神器の内、剣と勾玉の2つは出雲と深い繋がりがあるので関係探しも出雲の旅の楽しみです。
ちょっとした体験ができる。
資料は見れなかったがミニたたら体験と勉強もできる。
良い。
勉強になりますが興味の無い方にはつまらない所だと個人的に思います。
自分は一度は訪れるべき施設だと思いますよ😀🙂
第2日曜日に、刀剣の鍛錬が見学出来るとの事で訪問しました☺⤴⤴とても楽しくコミュニケーションとりながらの見学でしたが、刀剣の鍛錬というより鋼の鍛錬でした。
ちょっと残念でした。
本格的な日本刀の鍛錬を見たい方にはお薦めできません。
入館料も鍛錬見学代金上乗せなので金額に見合うかどうか?あの位のものは何処でも見学出来るのでは位のものでした。
本で調べたよりも映像は遥かに雄弁に物語っていた。
鉄を掘り出す、そして廃山になっただけの鉱山は世界中に多くある。
しかしここは違う。
鉄を掘り出し、その跡地を田地として利用し、鉄を流すための排水路を田地用の側溝として利用する、そうした方向性の素晴らしさを外国人の男性が語っていたのが印象的だった。
ムダなものなどない、全てを有意義な形にして活かすシステム。
昔の人は偉大だとつくづく感じた。
展示物は充実してます、ここ行くだけで製鉄の歴史についてかなり詳しくなれます、刀剣よりたたらの展示がメイン。
ただ、スタッフが事務所で内輪向けの話題を大声でしていたのが気になった。
鋼を鍛える体験が少しできます。
解説のトークも面白く子供大人も楽しめました。
たたらの歴史を簡単に要点もふまえたうえで理解できます。
入るときに観るビデオでほぼ内容を理解して、中で実物を観るという感じでしょうか。
ただ、入場料520円は、自分のなかで400円くらいが妥当ではないかと感じました。
島根県の鋳物作りが、分かりやすく説明/展示しております。
おもったより刀剣の展示は少ないですが、製鉄の下りは大変興味をそそります。
また、タイミングがよいと試し切りのイベントが有り、とても楽しめますが、私は腰が引けて全然切れない上にブンブン振り回す人の切っ先が飛んできそうで内心ブルブル震えてました。
館内を一巡してみた。
素人に理解できるようパネルや模型 写真 実物が展示され なかでも模型展示は精巧を極め 妙に感心する。
概ね(oumune)次のように説明づけられている(間違っていたらごめんなさい)。
そもそも和鋼(wakou : 日本鉄鋼協会が高いランクの刃物用に与えた鋼材の名称)のなかでも玉鋼(tamahagane : 主として日本刀に用いる最上質の和鋼で 〝玉〟は美称を指し 褒め尊ぶ美麗語にあたる)は たたら製鉄(風を送る古代式足踏みフイゴを意味し これを用いた粗鋼 即ち鉄鉱石や砂鉄を精錬して不純物を取り除き 圧延や鍛造をする前段階の鋼のことで 〝たたら〟の語源には諸説がある) でしか得ることの出来ない貴重な鋼ということになる。
奥出雲に伝わる この古式製法は歴史上一次中断されていたが その貴重性に目覚め復活を遂げた。
現在では年に一度 冬季に生産がおこなわれ 作られた玉鋼は日本全国の刀匠に分け与えられている。
真砂砂鉄12トンを木炭10トンで以て約1,600℃近くにもっていき 三日三晩を燃焼に費やすことで還元(kangen : そもそも 元のあるべき状態に戻すことを指し 砂鉄は酸化鉄の状態にある為 このままでは使えない。
鉄に戻したい。
そこで酸素と炭素が仲の良いことに着目し 酸化状態にある砂鉄を 木炭を用いて加熱し 発生する一酸化炭素に砂鉄の酸化物を吸着させる という方法で元の鉄に戻し 引き換えに炭素に吸着させた一酸化炭素を二酸化炭素にてしまう) 反応を起こさせ 鉧(kera : 砂鉄から作られた粗鋼で多くの気泡を含有している)が出来あがる。
その量は僅か3トン程度のものである。
その後 約1.5トンの重りを7〜8mの高さから初速度0m/secで自然落下させ 鉧を砕く。
続いて玉鋼の等級選別を行う為に さらに細かく砕かれ その作業の中で 炭素含有量や破断面の肌の細かさ等によって 玉鋼一級・二級・三級・目白(mejiro : 塊はとても小さいが玉鋼一級の価値に近い内容)・銑(zuku : 炭素含有量が多く構造材には不向き)・大鍛冶屋用などに分別される。
ザックリした流れはこのようなことであろうか。
玉鋼による作品の骨頂は やはり日本刀であり これをさしおいては語れまい。
有名刀匠達の作品が参考展示されていて 刀の肌面を観ているうちに圧感されてしまいそうだ。
刀造りも館内で説明展示されており 玉鋼から日本刀になっていく旅は さらに長いがゆえ この分野の話しは省略しよう。
個人の話でご迷惑をおかけするが それは かって小生が もの心のつき始めた頃のことだった。
父の生家だったか母の生家だったか いまや覚えはないが 床の間に据えてある鹿角に日本刀が 一振り掛けてあった。
そのため曽祖母だったかが厳しく 奥の間には入らせないよう 常に気を配っていたことを覚えている。
〝魔がさす〟ことが起こるのを極度に嫌っていた。
我々が住む時空の何処にでも魔は潜み 邪鬼はその気を起こさせる と教えられた。
例えば「あの様なことを つい口がすべって言ってしまったが為に」とか「面倒臭いから省いたが為に起きてしまった」や「相手はこちらを認識してると思ってたのに事故ってしまった」等々。
こうした〝魔がさす〟と云う言葉に 古来日本人は用心した。
それゆえか幼な子ながらも これを説いて聞かされ 〝お行儀〟を躾け(shitsuke)られたものである。
近年日本人は秩序を守る国民だと 世界は称賛する傾向にあるが 教えや〝お行儀〟は その一端を担っているのかも知れない。
ところで入ってはならぬ奥の間に入りたくなるのは幼子とて同じ。
〝お行儀〟が悪かった(笑)。
ある日 人気の無いその奥の間で一振りの真剣と対峙した。
回顧するに あれは神にも思え 幼子ながら ある距離からは近寄りがたい畏怖の念すらを覚えたような気がする。
日本刀は なぜか小生を嫌っていたように思えた……いや 明らかに嫌っていた。
しだい次第に大きく見えだす刀に怖くなり 背を向けずに日本刀を凝視しながら後ずさりし 襖を閉めた覚えがある。
甚だしい余談をごめんなさい(苦笑)。
さて 忘れてはならないひとつが奥出雲にはある。
砂鉄で山が消えた広大な跡地には灌漑用水路が築かれ 新たな田畑は穀物の実りを以て生活の営みを支えるなど 奥出雲特有の生活文化が根ざしている点である。
荒れ野と化したなかで 施設の廃墟が無数に点在するイギリス・アメリカ・ベルギーほか 多くの国の鉱山地帯が奥出雲のようにはなっていない。
ここに日本人の美しい魂を見る想いがする。
この地の同胞達が そして次の時代を担う若者たち いや子々孫々に至るまで 奥出雲と云うゲマインシャフト(Gemeinchaft : 運命共同体)は 玉鋼造りのみならず 田園治水事業までもやってのけていた。
緑の水田を初夏の風が渡り 小川はモアレ模様をつくりながら流れ去る。
中国山地の山々が遠く近く重なり合うなか この小さな平野は美しい日本の原風景そのものであった。
ありがとう……玉鋼と奥出雲。
行った日は貸し切り状態だったが、中身はなかなかのものだった。
和鉄の作り方とその価値が良く分かる。
名前 |
奥出雲たたらと刀剣館 |
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ジャンル |
|
電話番号 |
0854-52-2770 |
住所 |
|
営業時間 |
[火水木金土日] 9:30~16:30 [月] 定休日 |
評価 |
3.9 |
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伝統と伝承の為に必要な資料館ですね。
可能なら、年に何回かは、小さい炉でも良いので、実際に製鉄しているところが見れればもっと感動出来ると思う。