芽がでて生い茂った伝承をもつ地です。
奇稲田姫の縁の聖地です。
昔からこのようなところが残されてる事に感謝です。
稲田神社の前にあります。
笹の宮 奥出雲町稲田姫が産まれたときに、へそおを切った笹が植えられています。
地元の人は、この笹を腹帯に入れて、安産を祈願。
正面の稲田神社の鳥居に目が行き見落とされがちですがこちらが本命です。
かつて祠があった跡が残されています。
近くに駐車場あります。
2017年12月。
奥出雲は初雪です。
神話の世界に触れようと、木次線出雲横田で途中下車。
20分ほど歩くと、白い台地に笹が束になった不思議な光景が目に入ってきました。
のちにスサノオの妻となるイナタヒメ。
彼女が生まれると、竹のヘラでへその緒を切りました。
それを逆さに挿しておいたら、芽が出て繁茂したと伝わっています。
以来、この笹をご神体として祀り、地域で大切に保護されています。
昔は安産祈願に、この笹を妊婦さんに渡したそう。
素朴を絵にかいたような原風景。
クニの始まりを感じさせる史跡です。
竹ベラから萌芽した笹宮の案内によれば、テナヅチが産湯の池のほとりでイナダヒメを産み落としたとき、アシナヅチは竹のヘラでへその緒を切り、この竹ベラを逆さに挿しておいたところ、そこから萌芽して繁茂したと伝えています。
以来この笹をご神体として祀るようになり、この笹は安産のお守りとして妊婦に配られたそうです。
稲田姫ゆかりの処です。
近くに「産湯の池」があります。
是非そちらまで足をのばしてみては!
こういう伝承の残る地を後世まで、残しているのが素晴らしい。
これからも奇稲田姫の聖地として維持してほしいと思います。
稲田姫ゆかりの処です。
近くに「産湯の池」があります。
是非そちらまで足をのばしてみては!
道の横に生えている笹薮なのですが、興味深い言い伝えのある笹でした。
名前 |
笹宮さん |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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評価 |
4.1 |
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アシナヅチが稲田姫のへその尾を切った竹ヘラを地面に刺したら、芽がでて生い茂った伝承をもつ地です。
昔はこちらの笹の葉は安産の御守りとして妊婦さんに授けたそうですが、今ではそのような風習はなくなったそう。
ですが、笹宮そのものは今でも大切にお祀りされている様子が伺えます。
稲田神社からは徒歩圏内(約5分)ですよ。