街道からわずかに入った所にある明神社。
「出雲国風土記」の「神門郡滑狭郷」に記載された、郷名の由来となる説話で登場する「滑磐石」に比定されるのが、この甌穴「岩坪」だと考えられているそうです。
この岩坪は須勢理姫命が生誕時に産湯を使ったという地元の伝承があり、この付近に住まわれていたのだとか・・・。
岩坪明神の祠の横にアスファルトの駐車スペースがあるのですが、ここまでの舗装道路は狭いので注意が必要です。
スセリビメノミコト誕生時に使った産湯跡が残る。
「滑磐石」とされるのが現社地の近くを流れる九景川の渓谷にある甌穴「岩坪」といわれています。
この付近に旧社地があると考えられていて近くには岩坪明神の祠が置かれています。
岩坪は祭神のスセリビメノミコトが生誕時に産湯を使ったと伝えられています。
郷名の由来となった甌穴。
「出雲国風土記」の「神門郡滑狭郷」に記載された、郷名の由来となる説話で登場する「滑磐石」に比定されるのが、この甌穴「岩坪」だと考えられているそうです。
この岩坪は須勢理姫命が生誕時に産湯を使ったという地元の伝承があり、この付近に住まわれていたのだとか・・・。
岩坪明神の祠の横にアスファルトの駐車スペースがあるのですが、ここまでの舗装道路は狭いので注意が必要です。
マイナスイオンで神秘的です🎵
2019.12月、参拝。
岩坪の由来ー(出雲國風土記) (733年)には、ここに素戔嗚命の御子、和加須世理比賣命が住んでおられ、そこへ大國主命通って来られた時、この谷川の岩面を滑らかに流れる様子を見て、「滑し磐石なるかも」と仰せられたので、この地方(神西、江南)を滑狭郷というようになった。
と述べている。
即ち、郷名の発祥地は、此処、岩坪である。
また、雲陽誌(1717)には2〜3尺四方の岩穴が五つあって岩坪といい、近くに二神を祀る岩坪明神があると記述されている。
更に、「出雲国式社考」には、この岩坪は、ふだんは砂を満たしているが、旱魃の際、これを掘り出し、雨乞いすれば忽ち雨が降るという伝説があることも記載されている。
一般に甌穴とは、急流の川床の岩面にできる鍋状の穴をいう。
円い礫が穴の中に入って流水によりこれが回転し長い間に岩面に大きなくぼみをつくったと考えられる。
素戔嗚尊の娘である須世理比賣命がかつて住んでいたとされる地に鎮座する神社です。
那賣佐神社へ向う途中の林道を南東方向へ進むと川沿いに祠が見えてきます。
林道へ入る分岐部に看板がありますので見つけるのは容易でした。
駐車可能なスペースがすぐ前にあるため車で参拝できます。
この林道をそのまま進むと乙立小学校裏にたどり着きますが蛇行した狭い道のため大型の車での通行はお勧めできません。
岩坪明神と縦書きで記された社号額が掲げられた金属製の鳥居と切妻屋根の石製祠があり、両サイドを平成25年奉納の座型狛犬さんが護っていました。
金属製ですが賽銭箱も切妻屋根と千木がついており大社の駅前稲荷神社のものと同デザインのようです。
神社らしくてよいですね。
鳥居下手にはスタンプ台が設置されています。
祠の側の川床には甌穴(岩壺)があり地名・神社名の由来となっており、出雲風土記にも記載されているようです。
岩坪明神 小さな祠で祀る石神さま, この祠の近くに九景川に5つの窪みがあり 直径が50cm〜2.5m 大国主命の妻 素戔嗚命の御子 須勢理姫命が産湯に使ったと伝承地 岩坪明神 小さな祠で祀る石神さまと安産の神と親しまれている 磐座巡礼で訪れました。
実際に観てみると 丸い石穴に 砂が溜まり 穴の中で砂と水が 曲玉の様なバランスで揃っていて 太極図の様になっている 穴が在り驚きました。
自然の神秘ですね。
出雲市東神西町。
わりと大きい穴でした。
素戔嗚尊の娘である須世理比賣命がかつて住んでいたとされる地に鎮座する神社です。
那賣佐神社へ向う途中の林道を南東方向へ進むと川沿いに祠が見えてきます。
林道へ入る分岐部に看板がありますので見つけるのは容易でした。
駐車可能なスペースがすぐ前にあるため車で参拝できます。
この林道をそのまま進むと乙立小学校裏にたどり着きますが蛇行した狭い道のため大型の車での通行はお勧めできません。
岩坪明神と縦書きで記された社号額が掲げられた金属製の鳥居と切妻屋根の石製祠があり、両サイドを平成25年奉納の座型狛犬さんが護っていました。
金属製ですが賽銭箱も切妻屋根と千木がついており大社の駅前稲荷神社のものと同デザインのようです。
神社らしくてよいですね。
鳥居下手にはスタンプ台が設置されています。
祠の側の川床には甌穴(岩壺)があり地名・神社名の由来となっており、出雲風土記にも記載されているようです。
名前 |
岩坪明神 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
4.1 |
街道からわずかに入った所にある明神社。
木陰の中のせせらぎが落ち着いた佇まいでした。