出雲大社の背後の山中にひっそりと鎮座。
途中の橋に有る案内板に注意です。
案内板の示す道はそれまでの舗装路ではありません。
スニーカーお勧めです。
今まで来た道をそのまま進むと舗装のままたどり着けますが、細い地元の生活道路でお年寄り運転の車も通るためこちらも注意です。
【比定社】🅿なし神社手前の道路に停めることは可能。
登りで言えば右カーブのところに左寄せで。
Uターンはもう少し登っていくと離合スペースのような場所があるので、狭い道で何度も切り返すこともない。
出雲大社の敷地内を通り抜けるイメージなので、人の往来には注意が必要。
因佐神社と造りは同じと思われる。
車道ですぐ近くまで行けて上から降りれる(車一台の道幅、駐車場所転回場所無し。
歩いて行くのに足元が綺麗というだけです)けど、川沿い土の参道を行く方が、より自然を感じられて良いですね。
出雲大社の奥にひっそりと佇む神社です。
かなり人気のない幻想とした空間に感動すらします。
出雲大社に参拝に訪れた際は、是非こちらの神社も参拝してみてください。
出雲大社の本殿と神楽殿の間にある細い道を上っていくと、「三歳社」の看板が出ている。
一本道をしばらく上ると、橋の袂に「八雲瀧」と立っている。
そちらについては「八雲の滝」に譲る。
なおも進むと建物が切れた辺りで道は曲がり、橋が架かる。
橋の袂に「福迎の社 ご案内」なる看板が立ち、川沿いに延びる遊歩道がある。
遊歩道を進んだ先に、ひっそりと小社が立つ。
三歳社は、出雲郡の式内社「同社神大穴持御子神社」に比定される。
出雲大社摂社大穴持御子神社おおなもちみこのかみやしろ(三歳社みとせのやしろ)事代主神ことしろぬし 高比賣神たかひめ 御歳神みとしのかみ由緒事代主神、高比賣神は大國主大神の御子神であり国土経営に際して大神を助け力を尽くされた神様です。
後世、大年神の御子神御年神を合祀し三歳社と称します。
毎年正月3日には福迎神事が斎行され、遠近から多くの方々が参拝して福柴・福茅を戴き開運を祈ります。
古事記に曰く。
大國主神、神屋楯比賣命を娶り生める子、事代主神。
……天鳥船神を遣り、八重事代主神を徵(め)し來しつ問ひ賜へる時。
其の父なる大神(u003d大國主神)に語りて言すに「恐(かしこ)し。
此の國は、天神之御子に立てまつらむ。
」卽ち其の船をば蹈み傾け、青柴(ふす)垣に天逆手、打ち成して隱る也。
古事記は以後を記していないが、日本書紀では子孫が出てくる。
神代紀に曰く。
…事代主神の化して八尋熊鰐と爲り、三嶋溝樴姬(或は云ふ玉櫛姬)に通ひて生める兒、姬蹈鞴五十鈴姬命。
是ぞ神日本磐余彥火火出見天皇之后とは爲る也。
綏靖紀に曰く。
神渟名川耳天皇、神日本磐余彥天皇第三子也。
母は曰く媛蹈韛五十鈴媛命、事代主神之大女也。
つまり神武天皇の舅、綏靖天皇の祖父(母方)としている。
出雲の神が皇室の始まりに関わった訳で、国譲りを迫られたからといって扱いが悪くなるどころか、この上ない厚遇を受けたのではないか。
ところが、出雲國風土記に事代主は見当たらない。
三穗(美保之碕)に釣りに出ていたと神代紀は記すのに、美保に祀る御穂須々美命は建御名方命の別名とされる。
…実は出雲の神ではなかった?日本書紀ではもう1ヶ所、神功皇后が神託を受ける時に曰く問「亦有耶。
」答曰「於天事代於虛事代玉籤入彥嚴之事代主神有之也。
」とする。
於天事代(あまつことしろに)於虛事代(そらつことしろに)玉籤入彥(たまくしいりひこ)嚴之事代主神(いつのことしろぬしのかみ)と名乗ったのは、この時だけのようだが。
天照大神の次に顕れ、天空の代弁者を称するこの神が、出雲に居て国譲りを迫られ隠居した存在だったとは思えない。
出雲に祀られてはいるんだけど、日子の号が入っているし。
【比定社】大穴持御子神社(三歳社)【主祭神】事代主命、高姫命、御歳命大国主命の御子事代主命を祀る神社。
出雲大社から鵜峠に行く道の途中にあるが、ちょっと分かりにくい。
遊歩道を通っていくのが良い。
家を守護してくれる存在といえば祖霊がいます。
そこから、豊作の守護神である年神を、家を守ってくれる祖霊と同じようにとらえ、正月にご先祖様が帰ってくるとして、家の中に年神棚を設けて祀る地方もあります。
民俗信仰における祖霊は、田の神とも深く関係しているし、年神もそもそもは田の神と同一神のようなものであるから、豊穣の神とも、家の守り神ともなるのです。
大穴持御子神社(おおなもちのみこのかみのやしろ)【比定社】企豆伎社【祭神】事代主神 [配祀] 御年神、高比賣命【住所】島根県出雲市大社町杵築東【備考】出雲大社境外摂社平成28年2月8日 参拝。
出雲大社の背後の山中にひっそりと鎮座。
普段は参拝する人もほとんどいませんが、1月3日の福迎祭には大勢の人が1年の福を授かりに来ます。
名前 |
大穴持御子神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0853-53-3100 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.5 |
三光鳥が鳴いていました。
感激しました。