地元の氏神さまを祀る神社です。
地元の氏神さまを祀る神社です。
鞆前神社(ともさきじんじゃ)【比定社】鞆前社【祭神】天照大御神、素佐之男命【住所】島根県出雲市坂浦町2573【備考】「日御碕神社」「九社大明神」平成28年7月7日 参拝(四十二浦巡り 15 坂浦)
鞆前神社は今から約1,300年前に編纂されたの『出雲国風土記』にも「鞆前社」と載っており、とても歴史の古い神社ですが、約300年前に編纂された出雲の史誌『雲陽誌』には「日御碕大神宮」と記されていています。
社伝では最初、鞆前神社は海中の大岩(御島)に本殿と拝殿があり、それがいつ頃にか津波で流されて、現在の浜にある日御碕神社に合祀されたのだと言います。
神社拝殿の扁額は「日御碕神社・鞆前神社」と書かれています。
「日御碕大神宮」とはまさしく大社町日御碕にある「日御碕大神宮」を勧請してきたものであり、現在の主祭神のアマテラスとスサノオは、この日御碕神社の主祭神であることは間違いないのですが、本来の鞆前神社の主祭神も同じくこの二神であったかどうかはわかりません。
神社の周辺の数か所に「石神さん」が祀られています。
古代から出雲は「石神信仰」ですので、大きな石は「磐座・イワクラ」としてお祀りし、そして小さな石も「石神さん」として手厚くお祀りします。
またこの小さな石神のことを出雲では「荒神さん」とも呼び、そして巨木に藁蛇を巻き付けたのを「大荒神」や「総荒神」と呼びます。
つまり大荒神あるいは総荒神とは石神の首領ともいえます。
「石神信仰」はそのまま「蛇神信仰」へと繋がります。
諏訪地方の土着の神である「ミシャグジ神」はまさに「石神」ですが、古代の出雲と古代の諏訪では共通する信仰体系があったのかもしれません。
鞆前神社の境内には巨大な大荒神も祀られています。
そしてその周辺には磐境(イワサカ・祭祀場)があります。
また後方の山には巨大な磐座があります。
鞆前神社(ともさきじんじゃ)【比定社】鞆前社【祭神】天照大御神、素佐之男命【住所】島根県出雲市坂浦町2573【備考】「日御碕神社」「九社大明神」平成28年7月7日 参拝(四十二浦巡り 15 坂浦)
tomosaki shrine県道23号から坂浦漁港へ進んで行き漁港の最深部まで行くと鳥居が見えてきます。
坂道になりますが、神社へ向かう途中に車を停める事が出来ます。
名前 |
鞆前神社 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
0853-63-2102 |
住所 |
|
関連サイト |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-shimane/jsearch3shimane.php?jinjya=30077 |
評価 |
3.8 |
漁村の守り神です。
みんなの神社です。
素敵な場所です。