想像より立派な神社でした。
氷川神社(ひかわじんじゃ)は、島根県松江市宍道町宍道にある神社。
宍道氷川神社とも。
JR山陰本線の宍道駅の北、正定寺の近くに鎮座する。
御朱印の有無は不明。
平安時代前期の貞観18年(876年)、この地方に流行した悪病の平癒を祈願して、この地に勧請されたという。
中世には佐々木氏、近世では堀尾・京極・松平の歴代松江藩主が祭祀料を寄進して祈願した。
また、千家・北島両出雲国造が火継神事のため、大和へ参向の途中、当社で休息したという。
もとは祇園社と称していたが、明治3年(1870年)、現社号に改称した。
氷川神社は関東を中心としていることで知られるが、県内には二社あり、当社はそのうちの一つ。
明治7年(1874年)、猪道山にあった三崎神社と、町内にあった客社・恵美須社・焼火社を合祀して宍道町の氏神となった。
この三崎神社が、『出雲国風土記』にある「宍道社」、『延喜式神名帳』にある「宍道神社/完道神社(出雲国・意宇郡)」に比定される式内社(小社)の論社。
あるいは、当社自身、式内社「宍道神社/完道神社」とも主張する。
当社は、明治40年(1907年)、神饌幣帛料供進社に指定され、昭和50年(1975年)には県特別神社に指定された。
御祭神は、須佐之男命・櫛稲田媛命、天忍穂耳命・天穂日命・天津日子根命・活津日子根命・熊野久須玉命・多紀理毘女命・市杵島姫命・多岐都比売命の五男三女命。
大己貴命・大国主命・事代主命・客大明神・焼火大神・大日霊貴尊を配祀する。
例祭は10月10日。
奉納相撲がある。
大正4年(1915年)、大正天皇の奉祝行事として、奉納相撲が行われたのが始りで、100年の歴史を重ねている。
前夜祭のふれ太鼓から始まり、行司・呼び出し・力士がそろい、土俵入り、本割の取り組みと続き、相撲甚句で千秋楽となる。
なかでも相撲甚句は大相撲で唄われている関東節ではなく、関西節を継承している。
一時衰退したが、昭和32年(1957年)に宍道町角道協会が発足し、保存されている。
7月26-28日に祇園祭が行われる。
「れんげ祭」とも呼ばれるこの祇園祭では、期間中、市街地の主要道路を歩行者天国として出店が並び、たくさんの人出で賑わう。
町を代表する夏祭りで、「宍道祇園祭」とも呼ばれ、最終日には「神輿の古式練り」が行われ、花火大会があり、祭りを締めくくる。
他に、元旦に歳旦祭、2月3日に節分祭、3月15日に祈年祭、4月14日に春祭、11月23日に新嘗祭がある。
境内社に、蚕養國神社(保食神)・天満宮・歳徳神社(大年神)・稲荷神社がある。
本殿横の洞窟には、裏山の臥龍山からの山水が湧き出ている。
当社神事などに使われる。
美肌に効能があるとも。
なお、当社では、大森神社・丹部神社・佐為神社・宇賀神社・伊甚神社・金山八幡宮・亀島神社の各社を兼務している。
『出雲国風土記』記載「宍道社」、式内社「宍道神社/完道神社」の論社は他に、当社が兼務する大森神社、白石の石宮神社がある。
【ご利益】病気平癒、開運招福、厄災除け。
雰囲気が良かった。
想像より立派な神社でした。
おみくじのほか宍道町にある8社1遺跡を巡拝しながらスタンプラリーもできます。
氏神さま正面へ車ではいるとでにくいです。
また神社したに社務所があり御朱印がいただけます。
元旦には特別の御朱印が限定5枚でいただけたようです。
氷川神社須佐之男命・櫛稲田姫命・天穂日命・天忍穂稲荷神社あり平成29年7月13日 参拝。
氷川神社須佐之男命・櫛稲田姫命・天穂日命・天忍穂稲荷神社あり平成29年7月13日 参拝。
道が狭いので車での侵入はおすすめ出来ません。
JR宍道駅の近くの銀行のとなりに時間制限のある駐車場があります。
名前 |
氷川神社 (宍道) |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0852-66-1825 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.3 |
三間社流造 規模も大きく彫刻も華麗随身門あるのに拝殿がなく直接本殿を拝めるのは特異。