名前 |
橘城跡(天王城跡) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
財田小学校のすぐ北側にある小高い山が橘城跡(天王城跡)です。
駐車場は財田町運動公園のを利用しても良いとの事でした。
小学校の南側に遊歩道が有り、それを登るとあずまやが有ります。
そこを右側に登ると城跡(俵神社)への道に合流します。
中世、戦国時代を通じて大平氏の居城でありましたが、後に矢野氏の居城と成りました。
山頂の主郭跡には大平氏を祀る俵神社が有ります。
因みに近くの伊舎那院には大平氏の供養塔と云われている石造りの宝塔が有ります。
頂上には東西約40m、南北50mの規模の主郭跡で東側に約5mの切り岸状段差の下に細長い郭が主郭を囲こむように帯郭があり、西側には自然な急斜面をなしています。
その両端には突出した曲輪を設け、間道が連絡路の役目をしています。
主郭には空堀、土塁を廻らし東西隅に一段高い小郭が配置されています。
これは櫓台と考えられています。
自然地形を巧みに利用し曲輪、空堀を配し頂上部の主郭には周囲を囲いこむ土塁が築かれ中世の山城の特徴を大変良く残っています。
平成元年に発掘調査が行われています。
文章は財田町の設置している説明板を参考にさせて頂きました。