立地の割に落ち着いててゆっくり安らげる。
案内の紙によると由来は不明ですが西暦733年の出雲風土記には記載が残る、とても歴史ある神社のようです。
元々は亀田山にあったものが松江城の築城とともにいったん遷ったようです。
そして延宝2年の洪水で損傷を受けた後に再度遷り現在の地に社殿が築かれたとのことでした。
参道は折れ曲がりになっていて、近現代の道路整備の影響があったものと予想できます。
東側の鳥居付近には、かつて狛犬が居たであろう台座が残っています。
現在は南側に新しい鳥居と狛犬があります。
空にはトンビの声が響き、境内の藪の中にはシロハラが隠れておりました。
宍道湖と中海を繋ぐ大橋川に架かる「宍道湖大橋」のたもとには:伊邪那美命と須佐之男命を祀る須衛都久神社が「埃にまみれた状態で」鎮座している。
太古は水運(みなかた)と松江周辺の発展の「要」であったろう・・と考えられる位置に在る。
末次郷、松江城、県庁の産土神としては少し寂しい!
レイクラインで向かいました。
カラコロ工房か、松江城のあたりで降りて歩いてすぐです。
ぷらぷらお散歩がてら行くのもいい場所にあります。
ちょうど幼稚園の子供たちが先生とお散歩していて「こんにちはー!」と声かけられた。
子供はかわいくて癒やされますね。
参拝後、1人で来ていた女性に話しかけられて少しお話しました。
私の御朱印帳見えてけっこう廻ってるのかなと思われたそうで声かけてくださったそう。
「地元じゃないのによくこの神社知ってるねー!」と言われましたが、地方の方はあまり行かれないのかな?
二間×二間の大社造。
銅板葺。
四周に廻縁。
背面宇豆柱は側柱より太く外に若干出ており基礎からそのまま建ち上がり棟木を支えている。
床下に心御柱あり。
組物、彫刻がまったくない。
階隠は廻縁柱と共有し、上段は本殿幅と同じでありながら下段は縁端と同じになる。
規模も大きく正統的な大社造である。
随身門あり。
建立時期は不明だが近世まで遡らないのでは。
祭神のハヤタマノオ、コトサカノオ、ククリヒメは、いずれも日本書紀に登場する神です。
ハヤタマノオは、イザナキが黄泉の国にイザナミに逢いに来た際に、唾を吐き合う儀式を行う中で生まれました。
コトサカノオは、互いに約束を交わした言葉から生まれました。
ククリヒメは、黄泉の国からにげるイザナキが黄泉平坂(よもつひらさか)でイザナミとあらそったとき、二神の主張を聞きいれ、助言しました。
名前 |
須衛都久神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0852-21-4702 |
住所 |
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関連サイト |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-shimane/jsearch3shimane.php?jinjya=6303 |
評価 |
4.0 |
松江駅から、松江城に歩きで向かっている時に立ち寄りました。
橋を渡ってすぐの分かりやすい位置にあります。
御朱印を頼むと、日付けのない、あらかじめ紙に書かれているものを渡されます。