本堂、位牌場も奇麗に整備されてました。
安藤昌益は狩野享吉によって発見されたが、長らく実在が疑われた。
しかし戦後、石垣忠吉がここ温泉寺に昌益の墓を発見し、一躍脚光をあびるようになった。
封建制を根底的に批判する思想が、輸入ではなく江戸日本に自生していたのだという驚きが、戦後日本に充満していたのだろう。
ちなみに石垣の発見に立ち会ったのは山田福男。
写真家だった。
しばらく前に大館市にどなたかに大館の案内をお願いしたいといったところ「いますが、勉強していないとへそを曲げて、帰ってくれというような変わった人です」と言われた。
恐る恐る頼んだところ、ご機嫌であちらこちらに案内してくれた。
その人物・山田さんは昌益の墓の発見時に中央アカデミズムのいやらしい部分を見てしまったため、反発心を持ち続けたようだった。
昌益も狩野も山田さんもみな偏屈だった。
それゆえにいまも強く輝いている。
山田さんは数年前に亡くなった。
温泉寺から昌益生家までは徒歩、狩野享吉生家(現石田ローズガーデン)までは車で10分ほど。
大館市二井田の曹洞宗の寺院です。
斎場では地域の人によって独特のご詠歌が住職と共に合唱?されます。
又、境内の墓所には江戸時代中期の思想家である安藤昌益も祀られています。
名前 |
温泉寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0186-49-5504 |
住所 |
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評価 |
3.7 |
法事で利用させて頂きたした。
和尚さんの声が張りも有りわかりやすいお経です。
座布団でなく、椅子で法事なので膝が痛くないです、助かります。
駐車場も広くゆっくり停めれます。