■折口信夫(釈迢空)の歌碑岐阜県郡上八幡市にある石...
■折口信夫(釈迢空)の歌碑岐阜県郡上八幡市にある石碑。
詩人釈迢空(しゃく ちょうくう)の歌碑。
『焼け原の 町のもなかを行く水のせいらぎ澄みて秋近つけり 迢空』筆は自筆 建立期は不知●郡上八幡の街が大正の大火で焼失した翌月に訊ねた折口信夫の歌碑。
標柱と現代標札もある。
標札文の概要は以下の通り。
「折口信夫(一八八七〜一九五三)は古典学者、民俗学者とし高名でありまた釈迢空の名で詩人、歌人としても活躍し国学院大学、慶応大学の教授を兼任した文学博士である。
氏は、大正八年八月に柳田国男のすすめにより郡上へ来遊したが、あたかも七月十六日の北町の昼火事に町の目抜通りをはじめ、ほとんどが焼け亡んでいた。
焼け跡に立った氏 は、その情景を歌に詠み、後に歌集「海やまのあひだ」に七首が収録された。
この歌碑の歌「焼け原の町のもなかを行く水のせせらぎ澄みて秋近つけり」はその冒頭の一首である。
昭和二十六年十月十八日に氏は郡上へ再遊し戦死した愛弟子山川弘至の霊を弔い郡上高校で講演したが歌碑の筆跡は、その弟子の山内明の請い により書き与えられたものである。
桜町、郡上市さつきの会」
名前 |
折口信夫の歌碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.3 |
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郡上踊り前に立ち寄りました。