この沼のそばに、かつて一人の長者がいた。
伝説の残る地。
桜と化女沼の風景が素晴らしい。
桜の本数が多く見ごたえが有ります。
この沼のそばに、かつて一人の長者がいた。
その長者には美しい一人娘がいた。
照夜姫と言い、毎日のように沼へ来て日を過ごしていた。
その美しさのために、いつしか姫が沼のほとりに近づくと、水面にたくさんの蛇が集まるほどであったという。
ある時、一人の旅の美男が長者の家にやって来て、宿を借りることになった。
照夜姫とはすぐに相思相愛の仲となったが、また旅を続けるために男は去って行った。
男との別れを嘆き悲しんでいた照夜姫であったが、しばらくして突然の体調の異常に気づく。
そのまま産気付いた姫は、その夜のうちに子供を産んだ。
人間ではなく、白蛇だったのである。
生まれた白蛇は沼の底へと沈んでいった。
姫もその後を追うようにして、愛用の機織りの道具を持って沼へ身を投げたのである。
毎年7月7日には、沼の中から機織りをする音が聞こえてくると伝えられる。
ダムの提体の横にひっそりとお社があります。
中には龍にまたがった女性の像がまつられています。
そのほかにも女性の像があります。
ちいさいですが、きれいに整備されていて、散歩をしている地元の方がお参りをしていました。
名前 |
化女沼龍神 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
田園の中の神社で、風情のある神社です。