侠客、柳川熊吉の石碑。
柳川熊吉翁の碑(柳川熊吉翁之寿碑) / / .
幕末の侠客「道産子ヤクザ」の野村熊吉の碑。
五稜郭築城のため、自ら人員を率いて箱館に。
江戸柳川鍋を売っていたことから、「柳川熊吉」と名づけられた人物。
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その後、箱館戦争が勃発。
旧幕府軍の遺体が埋葬されず、箱館市内に放置されていたことに耐えられず、実行寺の住職らとこれらを埋葬。
その罪により死刑をいい渡されるも、その義憤に感動した新政府軍の軍艦・薩摩藩田島圭蔵に助命される。
※余談ですが、この田島はのちに北海道製麻会社の取締役、北海道炭鉱鉄道のオーナーになっている。
自身も一度、イギリス人商人に命を助けられていることから、柳川熊吉に情けをかけたのか?とも。
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明治4年に函館山山腹に自腹で土地を購入。
明治8年に「碧血碑」を建立し、遺体を改葬。
有志たちは熊吉米寿の大正2年、熊吉の義挙を讃え、この碑を建立。
名前 |
柳川熊吉翁の碑(柳川熊吉翁之寿碑) |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.2 |
侠客、柳川熊吉の石碑。
五稜郭の築城に協力して、柳川の氏をもらった人で、函館戦争後に、新政府の意向に逆らって旧幕府軍の遺体を弔った人。