台風被害で背後がスカスカなってます?
本山寺の勧請掛の「本山寺縁起」の説明では「これより奥二キロポンポン山に至る道中に大杉あり。
古来より天狗杉と称し、鞍馬、愛宕、本山寺、箕面に飛翔する天狗の休息の地と伝えられる。
」
高槻市の神峰山口からポンポン山を登頂、善峯寺を通り向日市への登山コース。
秋の昼過ぎからスタートして登頂前に薄暗い夕刻になり、少し危険を感じました。
午前から歩くのをおすすめします。
天狗杉のあたりではコゲラ(キツツキ)が数匹で木を叩いてるのを見られたころはテンション上がってましたが、聞き慣れない音色(動物園で聞いたことあるかな?みたいな声)で獣の遠吠えが聞こえて、数10メートルおきに熊出没注意の看板が置かれていたのを見て下山を急ぎました。
下りたころには善峯寺のバスも終わった後で、想定外の距離を歩くことになりました。
民家が出てきはじめて、豪邸があったので有名な人の家だろなと思い、後で調べたら故松方弘樹の旧宅らしかった。
とりあえず、午後からの登山は今後しない。
ちなみに、天狗杉って固有名詞ではなくて、各地にあるみたいですね。
まさに天狗杉という名にふさわしい杉の木でした。
二本が並列してそびえ立つ姿は天狗👺を表現していました。
天気も恵まれ良い写真が撮れました。
2019/9/7 14:30頃 撮影。
ポンポン山へ向かう途中に天狗杉があります。
周りの杉は台風の影響で倒れている事が多いですが、この杉はしっかり空に向かってそびえ立っていました。
風で隣どおしの木々が擦れて、ギィギィと不気味な音をたてていました。
まわりには2018年の台風によってなぎ倒された杉の大木がところ畝ましと放置されています。
ハイキング道は通れるようには成っています。
大木が減って昔薄暗かった道は明るくは成っていますが、そこらじゅうに熊注意看板が出てきます。
思わず見上げてしまいます。
神々しくそびえ立つ立派な二本の杉の木、何時から此処に居られるのでしょうか?地元にある大自然の驚異に何故か胸元も正す気持ちになりました。
名前 |
天狗杉 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
樹齢800年の古木だそうです。
立派ですね。