佇まいが昔ながらのお寺らしい落ち着く所。
広福寺は枡形城址の北側のふもとにある寺院で、枡形城を築城した稲毛三郎重成の館跡ともいわれており、広福寺の門には「稲毛領主菩提寺 稲毛館跡」と書かれた扁額が懸けられています。
また、本堂内には木造稲毛重成坐像(桃山時代作)が祀られている他、観音堂の裏には稲毛三郎重成の墓といわれている五輪塔が伝えられています。
稲毛山廣福寺。
真言宗豊山派の寺院。
御本尊は五智如来坐像。
本殿までの道には、針金で柵がされてあり少し目障りだが、さすがに由緒あるお寺だけあり、佇まいが昔ながらのお寺らしい落ち着く所。
川崎市多摩区が歴史上にクローズアップされた立役者、稲毛三郎を祀った寺とか。
境内は静まり返って空気までも違う感じ。
平和観音やお地蔵さん、恵比寿さんも。
梅の木が頃合い良く咲いていました。
猫の姿も…。
彦根藩隠士(75)畑権助辞世の碑この由来は、最近郷土史家が表面の辞世の句を解読し判明した。
畑権助は「桜田門外の変」の時怖くなり逃げて、当寺で出家し3年後にこの碑を建てる。
本堂の前にあり、何故か上部は左下がりに割れている。
川崎市域文化財指定。
枡形山展望台にあった説明文でこちらを知りました。
由緒あるお寺さん。
いつか訪れてみたいです。
素晴らしい仏像があるそうです。
天神社から枡形山登り口に行く途中にありますが、そのルートからはちょっと寄り道になるので、いつも通り過ぎていました。
たまたま、のんびりとあたりを散策する機会があったので、寄り道したところ、由緒のあるお寺だと、初めて知りました。
川崎市教育委員会HPの「広福寺」の項によると、「広福寺の寺地は、源頼朝の有力御家人の一人であった稲毛三郎重成の館跡ともいわれており、本堂内には木造稲毛重成坐像(桃山時代作)が祀られているほか、観音堂の裏には重成の墓といわれている五輪塔が伝えられています。
」稲毛三郎重成は武蔵国稲毛荘の荘園主で、奥さんは、頼朝の正室だった北条政子の妹です。
歴史があり、落ち着いた感じのお寺です。
準西国稲毛33ヵ所観音霊場の1つで真言宗豊山派のお寺です。
境内には鎌倉時代の領主だった稲毛三郎重成の館跡があります。
2019年5月に参拝し、巡拝帳(御朱印帳の表紙)を購入。
観音霊場の1番目のお寺ですので、順番毎に巡礼したい方はここからどうぞ。
昔は枡形山城があった。
『立河原の戦』にて北条早雲と今川氏親が共にここに陣を置き扇谷上杉氏に加勢し山内上杉氏との合戦。
枡形城主 稲毛三郎居住宅跡、廣福寺。
歴史を感じます。
チェーンソーで大木の枝が落とされていました、樹齢数百年かという樹です。
当時の人々はこの樹を観て、何を思っていたんだろうか。
興味をおぼえます。
真言宗豊山派稲毛三十三観音霊場第一番2018年3月28日参拝。
名前 |
廣福寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
044-911-3782 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.8 |
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吉村昭 「史実を歩く」を読んで伺いました。
稲毛重成の菩提所というのもタイムリーでした。