いうなれば吉野一山の総門でもあります。
金峯山寺の最も北側に位置する門である。
東洋医学では、玄武は北の方向の守護神であり、玄は黒を意味するから黒門と名付けたのであろう。
陰陽五行に添って建立すると立派な伽藍になることは言うまでもない。
黒門は金峯山寺の総門で、昔は大名といえども槍を伏せ、馬を降りて歩いたといわれる吉野山の関所的な存在との事です。
簡素な造りと思いましたが、厳かさが感じられました。
訪:2020/11/04
金峯山寺 黒門黒門は金峯山寺の総門で、いうなれば吉野一山の総門でもあります。
こういう様式の門を高麗門といい、城郭によく用いられています。
昔は公家大名といえどもこの門からは、槍を伏せ馬をおりて通行したという格式を誇っていました。
ちなみに金峯山というのは吉野山から大峯山に至る峯続きを指し、修験道関係の寺院塔頭が軒を連らねていました。
それらの総門がこの黒門だったのです。
現在の黒門は昭和60年秋、金峯山寺本堂蔵王堂の大屋根大修理にあわせて改築されたもの。
名前 |
金峯山寺黒門 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0746-32-8371 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
関連サイト | |
評価 |
4.0 |
黒門すぐ横に陶器屋さんがあるのですが、店主さんが吉野の良さをおしえてくれます。