▪️後漢「中平」の年号が象嵌された大刀が発見され話...
中平年の刀剣が出土しましたので見学にきました。
▪️後漢「中平」の年号が象嵌された大刀が発見され話題になった古墳です。
▪️墳丘は竹林に覆われており、墳頂へのアプローチローチは確保されていますが眺望が叶いませんせん。
同じ東大寺古墳群で、保全・整備の行き届いた赤土山古墳とセットでの散策が無難で得策かと・・・。
▪️赤土山古墳を巡り、山の辺の道南コースを辿るとウワリ古墳・石上大塚古墳や大和古墳群が連なり北コースに向かうと白川ダム~古墳公園~弘仁寺。
天理教施設内にあります。
そのまま立ち入ってもいいですが、社務所に一声かけて行ったほうがいいです。
天理教が作成した古墳の詳しい資料がもらえますから。
名前 |
東大寺山古墳 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
0743-65-5720 |
住所 |
|
営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
関連サイト |
http://www.city.tenri.nara.jp/kakuka/kyouikuiinkai/bunkazaika/kohun/1398656796704.html |
評価 |
4.2 |
周辺のオススメ

中国後漢時代の年号「中平」(184 ~ 189年)の金象嵌が施された全長103cm「金象嵌花形飾環頭大刀」が出土した古墳です。
この大刀は紀年入りの大刀類では現在日本最古のもので国宝 金印「漢委奴国王」と共に卑弥呼に贈られた大刀だとする説もあります。
古墳の築造は4世紀と約200年後に副葬されていて日本で後付された青銅製柄頭が付いていました。
古代ヤマト王権を支えた和珥氏ならではのお宝とも思えますが謎多き邪馬台国に追加されたナゾです。
東大寺の領地だったので名付けられた東大寺山古墳は、全長130〜140mの前方後円墳で和珥氏の本拠地で最大の規模を誇ります。
埋葬施設は粘土槨に木棺で大刀や腕輪形副葬品、巴形銅器も多数出土。
2017年に「東大寺山古墳出土品」として重要文化財から国宝へと指定変更され、東京国立博物館の平成館1Fの考古展示室で常設展示されています。
古墳見学は難ありでオススメしません。
史跡公園では無く天理教城法大教会の事務所に声がけする必要がある旨を観光案内のリーフレットには書かれている所です。
復元整備されていません。
赤土山古墳と同じで後世の地滑りで古墳の西側が失われていて前方部は東側が少し残っている程度、後円部は西北側向きに半分くらい(埋葬施設まで)が崩れるなどと原形を留めていないのと全体が竹藪覆われていて見慣れた前方後円墳の姿は有りません。
案内板横の道を登ると後円部頂上に出ますが案内も眺望もない竹が生えていないだけの所でした。
(北西側の凹みが埋葬施設跡)同じ東大寺山古墳群「赤土山古墳」が復元整備されているので古墳見学は其方をオススメします。