初期の山城、古市氏の城跡。
古市城跡の特徴
初期の山城で、中世の歴史を感じられる古市城跡です。
遺構が良好に保存されていて、訪れる価値があります。
室町時代に築かれた歴史深い平山城の魅力が満載です。
初期の山城、遺構の保存状態が良い、自分としては興味深い城跡。
室町時代に古市氏によって築かれた平山城。
興福寺大乗院坊人であった古市氏は、室町中期頃より勢力を拡大し古市党を形成し、大和永享の乱後、古市胤仙-胤栄は北和の雄筒井氏と勢力を争った。
応仁の乱以後、筒井・越智氏が大和国人を二分して争うが、古市澄胤は越智家栄の娘を正室に迎え、越智氏の中核として勢力を更に拡大し、明応2年の明応の変後に山城守護代に任じられている。
大和国人衆と対立していた澄胤は、細川澄元が部将赤沢長経を大和に侵入させると、細川方に与して大和国衆と戦っている。
永正五年、赤沢長経方が河内高屋城を攻めると澄胤も参戦し、この合戦では戦死した。
古市公胤が跡を継ぐが、古市氏は勢力を失い天文12年に筒井順興に敗れた、古市城を自焼して東山内に退去し没落した。
城跡碑のみ。
現在はグラウンドになっている。
名前 |
古市城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.7 |
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石碑、堀跡あり。
小学校やその周辺が城跡。