散歩や美しい風景を発見する美しいエリア。
〔お水取り〕のツアーで奈良に行った。
翌日の昼食会場は日本料理〔天平倶楽部〕だった 。
裏庭に〔子規の庭〕があり、ここに正岡子規の句碑が置かれている。
秋暮るゝ奈良の旅籠や柿の味 子規ここは旅館〔対山樓角定〕のあったところで、子規は明治28年10月に4日間滞在した。
碑の面は〔柿〕を形どっており、背景に東大寺大仏殿が見える。
子規の庭の碑は、江戸時代から営業していたという、老舗旅館「對山楼・角定」の跡地で営業されている、新大和料理(日本料理)天平倶楽部の庭の中にあります。
「對山楼・角定」は、正岡子規にゆかりのある旅館との事で、明治時代には、伊藤博文、山県有朋、山岡鉄舟、滝廉太郎、岡倉天心、フェノロサなど、政府要人、学者、文人など多くの著名人が宿泊したという記録が宿泊台帳に残っているとの事で、かなり格式の高い旅館であった事が偲ばれます。
散歩や美しい風景を発見する美しいエリア(原文)Beautiful area to stroll around and discover beautiful sceneries
正岡子規ゆかりの場所。
子規が28歳の時、親友の夏目漱石に10円を借りて大坂に旅行に来た時、いっそ奈良まで遊ぼうと思い、病(脊髄炎カリエス)を推して奈良に足を運んでこの場所に数泊。
旅館で雪の様に色の白い十六・七の女中に柿をむいてもらって食べていると、東大寺の大鐘が鳴り、その経験から『秋暮るる 奈良の旅籠や 柿の味』という詩が出来たとのことです。
実はこの詩こそが、傑作『柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺』の原点だった様です。
子規は法隆寺で柿を食いながら鐘の音を聴き、旅籠で柿をむいてくれた色白の女中のことを考えていた可能性があります。
有り難いことに、こちらのお庭はレストランの利用客でなくとも自由に見学が出来ます。
名前 |
子規の庭 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.2 |
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天平倶楽部が無ければ、こんなに綺麗になっていないでしょう。
感謝。
初めて奈良に来た大切なお客さんはこのお店に連れていきます。
駐車場が広いのでお年寄りも安心です。