猫と名がつくというだけで、関心をもつ。
二月堂、法華堂、四月堂から鐘楼を通り東大寺横に抜ける場所にある段差の低い石段です。
二月堂の帰りに美しい階段があったので思わずパシャリとしたら『猫段』と名前のついた階段だった。
ここで転ぶと猫になるらしい…隠れ紅葉スポットです。
この猫段は、1段ごとの段差が低いタイプの石畳になっている階段です。
東大寺大仏殿を観ながら、ゆっくりと猫段を降りていくのが良かったです。
猫と名がつくというだけで、関心をもつ。
昔、山猫がすみついていたというのが、所以らしい。
ここで転ぶと猫になるとかとも。
そんなことはあるものか、と思いつつも、慎重になる。
とはいえ、美しい石の階段でした。
四季折々で趣きが変わる良い場所だとおもわれます。
「ねこだん」…東大寺大仏殿の東側から西の鐘楼に向かって上る階段坂です。
坂下は幅も広く緩やかですが、上部に上るほど角度も急になり幅も狭くなります。
かつては山猫が住みつき、「転ぶと猫になる・・」と言われたことから「猫段」と呼ばれるようになったと言われています。
通称なので坂名の標識などはありませんが、東大寺HPにも「猫段」の表示があります。
けっこう急な階段ですが、むかしこの階段の辺りに山猫が住んでいて、この階段で転んでしまうとネコになる言い伝えがあります。
冬場は階段が凍結することもありますので気をつけましょう。
昔はここを「猫坂」と呼んだことから考えると、ここは階段ではなくて坂道だったかも知れません。
階段を登りきったところには、大鐘楼・俊乗堂・行基堂・念仏堂とそうそうたるお堂が並んでいます。
さらに上には四月堂・三月堂・二月堂と続きます。
秋になると紅葉がきれいな階段として有名です。
名前 |
東大寺猫段 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0742-22-5511 |
住所 |
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評価 |
4.1 |
大仏殿東側から『奈良太郎』の鐘楼、重源を祀る俊乗堂、行基を祀る行基堂、大きなお地蔵さまを祀る念仏堂のあるエリアに通じる高度差がおよそ15mほど、50mほどの石段で、転ぶと猫になるということで猫段と呼ばれているが、もともとは猫坂と呼ばれた山猫が出る坂道だったそうだ。
山猫が猫、坂が段”に変遷があるが、足元には注意しなさいということなのだろうか?