名前 |
地主神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
音無川の上流、熊野古道・中辺路の猪鼻王子(いのはなおうじ)近くの船の神様を祀った神社です。
由来は、昔、玉滝(玉滝は明治22年の大水害で埋まり、現在はありません。
)の滝つぼで神様が行水をしていたところ、急に大雨になり、一匹の蜘蛛が溺れそうなりました。
そこで神様が、榊(サカキ、カシの葉という説も)の葉を投げ、蜘蛛はその葉に乗って船を漕ぐように手足を使い、無事に岸にたどり着きました。
それを見た神様が、船というものを思い付き、楠をくりぬいて丸木船を造ったのが最初の船でした。
なお、船玉神社は本宮大社の奥の院にあたるとも伝えられています。
船玉神社から音無川河口にあった本宮へ、月に1回、「みよろのほし」という何か魂のようなものが、音無川を上下して通ったといわれています。