周参見城跡(すさみじょうあと)城跡は萬福寺の裏山(標高70m)に築かれており主郭には神社があります。
城跡は小さく山頂に主郭と腰曲輪があり土塁の外側に石積があります。
麓から10分で登れますので散策時間20分程度で見学ができます。
尚、萬福寺は周参見氏の菩提寺です。
【歴史】築城年代不明ですが周参見によって築かれました。
天正13年(1585年)羽柴秀吉の紀州攻めで、周参見城主周参見主馬太夫は降伏し所領を安堵。
その後は秀吉の水軍衆となり文禄・慶長の役などに従軍し慶長5年(1600年)関ヶ原合戦で西軍に属した主馬太夫はその後捕らえられ京で没しました。
【アクセス】萬福寺の裏手墓地に鳥居があり、そこが登山口となります。
入り口には注意書きがあります。
#お城 #城 #城跡 #山城 #城巡り#和歌山県 #すさみ町 #周参見城#周参見城跡。
名前 |
周参見城跡 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
関連サイト |
http://kisyujt.com//html/castle/wakayama/susami/susami2.html |
評価 |
3.8 |
🔷歴史周参見荘の地頭であった周参見氏の城で、海上を航行する船舶の監視を目的に築かれたと思われる。
萬福寺境内より城跡のある秋葉山神社まで参道が整備されているが、登城口に害獣避けフェンスが設置されているため、お寺に了解を得て登城されたい。
🔷現状遺構は主曲輪が東西20m、南北15mの規模で、北側から東側にかけて高さ1m~1.5mの土塁が残る。
主曲輪東側より約1.5m下に二ノ曲輪配置され、またそこから繋がる北側尾根を遮断するため堀切が1条設けられている。
なお現萬福寺本堂は周参見氏邸宅を移築したものであるという。