中国の道教の教えがあります。
名前 |
下引田の庚申塔 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
https://www.town.kanra.lg.jp/kyouiku/bunkazai/bunkazai/merumaga/20130226145255.html |
評価 |
3.5 |
甘楽町ホームページ抜粋甘楽町新指定文化財60日ごとに回ってくる庚申(こうしん)の夜、人の体内にいる三尸の虫(さんしのむし)が天にのぼり、その人の悪行を報告するため生命を縮められるという、中国の道教の教えがあります。
これを防ぐため徹夜して言行等を慎み、健康長寿を祈念する信仰が行なわれるようになりました。
平安時代に日本に伝わりました。
下引田(しもひきだ)にありますこの塔は、現在の高さ125cm、正面幅36.5cm、正面に「三彭伏滅萬榮仙家」、右側面に「享保二十乙卯年(1735)」等が刻まれています。
三尸の虫は「彭」を指します。
江戸時代中期の人々の庚申信仰を如実に表した塔であり、三尸を主銘とする庚申塔では、全国的に見ても古い時代の所産と言えます。
石材は当地方で産出される天引石(あまびきいし)と呼ばれる砂岩です。