駒形神社と大重神社の合祀。
9月下旬に参拝しました。
九品寺の北側にある神社ですが、九品寺付近は花の見頃(曼珠沙華、秋桜)で観光客が多数いらっしゃいましたが、こちらの神社は閑散としていました。
鳥居付近に神社についての説明板があり、詳しく説明されていますので、参拝させて頂いた感想のみコメントします。
参拝当日は小雨が降っていましたが、江戸時代に奉納されたとみられる狛犬と灯籠についている苔が雨に濡れて、とても良い風情で…。
人があまり来ない寂しい感じがする神社ですが、雰囲気が私には心地よく、とても癒されました。
雨が似合う神社といったら、失礼かもしれないですが、寂しい感じと小雨がなんとも風流な感じで…。
心が洗われている気分になりました。
(言葉使いが変かなぁ。
でもフィーリングで理解して頂ければ)
20/10/16参拝。
明治期、駒形神社に大重神社を合祀したものである。
このうち、大重神社は延喜式神名帳に滋野貞主を祭神とする葛木大重神社で、駒形神社は祭神不詳ながら、木股様と伝承されている旧村社。
集落のはずれ、葛城山麓に佇む姿は、手入れが行き届いており、大事にされているお宮さんだと思う。
御祭神:滋野貞主命/一座不詳当社は延長5年(927)成立の延喜式神名帳にある葛木大重神社を明治40年(1907)に駒形神社を合祀し、現在に至っています。
大重神社の御祭神は滋野貞主命(あるいは葛城稚犬養連網田)で、駒形神社の御祭神は不明となっています。
ですが、里人は駒形神社の御祭神を木股神であると考えているそうです。
拝:2020/09/07
「葛城(葛木)の道/万葉の道」巻十四の三の八 御所市大字楢原駒形大重神社(こまがたおおしげじんじゃ)葛城山の頂上からだと、ちょうど真東のなだらかな斜面に鎮座おはします。
ほぼ周りに囲まれる重要な施設は何もなく、あたかも周りの田甫を常に見守ってくれているような、優しいいでたちにみえる社です。
社号標やご由緒を見ながら前に進むと、さらにゆるりとした石段が出迎えてくれます。
頭をたれながら進み境内に入ると、そこは手入れの行き届いた聖域となります。
いつものように二礼二拍手一礼で礼拝を済ませ帰ろうとしたら、なにやら奇怪な羽音がするではありませんか。
静寂の中ゆえ聞こえたものでしょうが、確かにブーン・ブーンという羽音。
恐る恐るその音に近づいてゆくと、なんと「スズメバチ」の巣が社務所の谷側にべったりと張り付いています。
活動は晩夏で非常に気のたっている時だったので、足早に逃げて帰ってきました。
より自然の多い奈良大和ウォーキングですから、スズメバチ・まむし・イノシシ、これらには十分に注意してほしいと思います。
ここから南部は九品寺の領地にはいります。
トットコ逃げましょう。
御由緒によると、藤原氏全盛時代にあって才能のみで帝様からの信頼を得たという大変に優秀なかたをお祀りなされていらっしゃるそうです。
お百度石もおありでした。
静かな神社です。
駒形神社と大重神社の合祀。
大重神社のご祭神は葛城稚犬養連網田(かずらきの わかいぬかいのあみた)とあります。
この人物を調べると蘇我入鹿を暗殺せよと中大兄皇子に命ぜられた刺客だそうです。
刺客でさえ神と祀る日本の文化は面白いですね。
当時は英雄扱いだったんでしょうか。
東大寺二月堂修二会で奉読される神名帳第207位・滋野の大明神比定社真田幸村・真田氏は信州の名族・海野氏の流れで、海野氏は滋野姓後裔氏族であり、滋野姓は「新撰姓氏録」によると、 紀国造家と同族で天道根命の後裔氏族、旧姓は楢原造。
楢原造は現在の御所市楢原を本拠地とし、駒形大重神社には平安時代初めの有力者・滋野貞主命を祀っています。
名前 |
駒形大重神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-nara/jsearch3nara.php?jinjya=34360 |
評価 |
3.9 |
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その名の通り、駒形神社と葛木大重神社が合祀された神。