伝統文化を受け継ぐ神社なんですね。
まず目を引くのが鳥居で、系統の異なる明神系と神明系が二基仲良く並んでいました。
手水舎が鳥居の前にあるのも比較的珍しいと思います。
社号標は「春日神社」のみでもう片方はありません。
本殿スペースには春日造と平入り流造の社殿が鳥居に対応する形で仲良く並んでいました。
鳥居をくぐって最初の石灯籠は左右共火袋がなく古そうでしたが銘は判読できず。
幣殿左脇にある同じく火袋がない「春日大明神」石灯籠は「安永五丙申(1776)歳九月吉日」の紀年銘が確認できました。
なお境内の説明書きにあるように流造社殿の神社名は「山野神神社」で、並祀祭礼と書かれているので境内社ではなく春日神社と同格扱いと思われます。
伝統文化を受け継ぐ神社なんですね。
名前 |
春日神社 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
3.9 |
御祭神が二柱のせいか、鳥居が二つあり、さらに形まで異なっていて、微妙に面白い。
さらによく見ると、石灯籠が参道を行くにつれて、小さくなっていますね。
小さな神社ですが、いろいろと工夫がなされていて、この地域の方には産砂さまとして、身近な存在であったことを窺わせます。