名前 |
萩野稲荷神社 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.5 |
ご祭神:倉稲魂命ご由緒:萩野稲荷神社は,久根別川の河畔にある鎮守社で,倉稲魂命を勧請している。
萩野の集落の大部分は,こ の久根別川に沿ってできており,上流の七飯から上磯を経て函館まで物資を運ぶ際,上磯と七飯の間に位置する交通の要所であった。
この川はよく氾濫したので、昭和26年に函館土木現業所の手で改修 工事が行われ,川の突出部に位置した境内も削られて細長くなった。
萩野の本村である一本木村が,開拓使に願い出た用水路の掘削は,明治11年に久根別川の改 修工事があった際認められたもので,以来,水田開発も進んだ。
このことからしても,神社の創立は明治10年よりも前と推定される。
明治22年に大野新道(国道227号)が開通して,交通量が増大し,村勢は一変した。
明治28年ろから神社の拝殿で開かれた竹部塾も萩野分校となり,明治35年には萩野分校の校舎が竣工され,萩野小学校となった。