履中天皇の孫、仁賢天皇の陵墓である。
野中ボケ山古墳(仁賢天皇 埴生坂本陵) / / .
天皇陵で、別名ボケ山て…。
6世紀前半築造の墳丘長122メートルの中型の前方後円墳です。
前方部が高く、大きく広がる、前方後円墳の最終形で小ぶりな天皇陵という感じがしました。
拝礼所から造り出しがある南側を通り、後円部への周壕沿いの散策道がありますか、民家のすぐ裏を歩く感じで、気を使いました。
拝礼所は古墳西側(前方部)に、案内板は後円部(古墳東側(リック羽曳野の裏?から古墳へのアプローチ道沿い)にあります。
案内板の場所が非常にわかりにくいかもです。
どうせなら、拝礼所側の方がわかりやすいんやないかと…。
追記 こちらの古墳にあった埴輪を製作した野々上窯跡がすぐ近くにあるので、そちらにもどうぞ。
案内板しかないですが、こちらの古墳の前方側の北にあります。
被葬者:第24代・仁賢天皇実際の被葬者は明らかにされていませんが、第24代・仁賢天皇の陵と伝えられています。
出土された円筒埴輪などの特徴から、6世紀前半の築造と推定されています。
拝:2020/07/07
個人的には、好きな古墳のひとつで古市に来るとよく訪れます。
3月下旬~4月上旬頃まで桜も楽しめます。
拝所のすぐそばには、住宅街が建て並んでいて付近には畑も残っています。
歩道も綺麗に整備されていて散歩される人を見かけます。
(円筒埴輪も見つかり、近くには2期の埴輪窯も見つかっています。
)
野中ボケ山古墳と呼ばれ、六世紀前半に築造された墳丘122mの前方後円墳であり、宮内庁により仁賢天皇陵として治定されています。
仁賢天皇は元々皇位を継承する立場ではなく、波乱の経緯を経て天皇に就きました。
父の市辺押磐王(イチノベオシハノミコト)が大長谷王(後の雄略天皇)によって殺されたときに、 兄弟の弘計王(ヲケノミコト)(後の顕宗天皇)と共に丹後の豪族、 日下部連(クサカベノムラジ)を頼って丹後に逃げ込み、その後播磨に隠れていたと伝えられています。
その後皇子がいないことを気に病んでいた清寧天皇により播磨で発見され、勅使を立てて迎え入れられ、億計王(仁賢天皇)を東宮に、弘計王を皇子とされました。
清寧天皇が亡くなった後、弟顕宗天皇(23)に皇位を譲り、その弟の死後即位しますが、在位11年で没。
古市古墳群の西南にあり、宮内庁拝所は道路より少し細い道を下った分かりにくいところにあります。
北と東を池に囲まれ、美しい風景を楽しめる古墳です。
履中天皇の孫、仁賢天皇の陵墓である。
やや小型の前方後円墳。
彼の業績は不明だが、Wikiを読むとやや波乱、天皇になるまで苦労されたようである。
在位は488-498年のわずか11年。
陵墓は宮内庁により管理されている。
古市古墳群の中でも美しい古墳のひとつだ。
以前この前の道路をよく通った。
御陵の周りには何もなく田んぼだった。
その景色は素晴らしく一度訪れたいと思っていたが今はマンションや住宅で囲まれ味気ない。
国道170号線(外環状線)にほど近いですが、参道入口は西側の道路からになります。
付近に駐車場や路駐できそうなスペースはありません。
すぐ北側に野々上埴輪窯址があります。
(説明板のみ)
第24代仁賢天皇陵。
父親が従兄弟である雄略天皇に殺されると弟と共に丹後に逃げ隠れる。
やがて22代清寧天皇の世になると向かい入れられるが弟(後の23代顕宗天皇)と皇位を譲り合う。
その間、姉の飯豊女王が政務をとる。
子の25代武烈天皇は妊婦の腹を裂くなど残忍な行為で知られ、子もなくやがて皇位を継ぐ者がなくなり、福井から遠縁の継体天皇を呼び寄せる。
とこのあたりセットで覚えると覚えやすい。
天皇陵は田舎の市街地なので周囲は民家や畑がすぐ傍まできています。
前方後円墳で天皇陵に指定されているこの古墳は宮内庁によって管理されているので立入はできません。
古墳正面には拝所があり、立派な濠も存在します。
名前 |
野中ボケ山古墳(仁賢天皇 埴生坂本陵) |
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ジャンル |
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電話番号 |
072-955-1115 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
3.7 |
仁賢天皇の古墳です。
父のカタキであった雄略天皇の墓を、弟の顕宗天皇が破壊しようとしましたが、兄の仁賢天皇が止めた事で知られてます。
大変、優しい性格だったそうです。
ただし、実在の人物ではないかもしれないです。
仁賢天皇の皇子の武烈天皇は、日本書紀によれば、妊婦の腹を裂くような暴君で、ヤマト王権は大混乱におちいりました。
そこで北近江とか越前に勢力を持っていた継体天皇に即位してもらいました。
つまり、仁徳朝が断絶して、継体天皇が正当な後継者であることをアピールする為に、武烈、仁賢とかの架空の天皇が造り出された可能性があります。
津田左右吉博士が指摘しています。