ロシア兵墓地の名前でウクライナ兵も埋葬されているの...
この墓地には日露戦争時のロシア兵だけでなく(当時ロシア領だった)ウクライナ人兵の墓もあるのですが昨今の事情で、ロシア兵墓地の名前でウクライナ兵も埋葬されているのは難しいのではないかと思うのですが。
ちなみに今治市玉川町鈍川にもロシア兵(ウクライナ兵)の一部が収容されていて、僕の高祖父はその当時収容されていたウクライナ兵だと言われています(´・ω・`)
名前 |
ロシア兵墓地 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/kurashi/bochi_noukotsudo/russian_soldiers.html |
評価 |
5.0 |
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墓碑を丹念に見ていくと、ロシア人以外の民族が多いのに驚かされる。
以前はロシア人墓地と呼んでいたのが気がつけばロシア兵になったのは、事情を理解している向きの運動が奏功したからだろう。
ドイツ系、ポーランド系、フィンランド系、、当時のロシア帝国の構成民族。
刻まれた十字架の形でおおよそ区別できる。
月をかたどったものもあるのはムスリムで、おそらくはトルコ系の民族。
無印のものも4柱あり、刻まれた名前から疑いもなくモンゴル系である。
コサック騎兵の一員だったのだろうか?今と変わらぬ多民族軍団だったのである。
特筆されるのは、ここには太平洋戦争末期の空襲の際撃墜された米国軍人も場所は少し離れていても、埋葬され香華が絶えないことだ。
こちらは氏名不詳。
戦死者の扱いの手厚さには定評のある米軍なので、恐らくこのことは米当局に知らされていないと思われる。
篤志の方が連絡すれば必ず対応するはずである。
時折岩国駐屯の米軍機が上空を通過しているのに、浮かばれない話だ。
もともとここは護国神社が管理していたとのこと。
矛を収めれば敵味方はないという、日本的大乗精神が美しい。