「西条市:森岡神社のクスノキ」2024年11月にバ...
名前 |
森岡神社のクスノキ |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
http://www.tree-flower.jp/38/morioka_jinja_1293/morioka_jinja_kusu.html |
評価 |
5.0 |
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「西条市:森岡神社のクスノキ」2024年11月にバイクツーリングで立ち寄りました。
\t「森岡神社のクスノキ」は、国道196号沿いの一段高くなった狭い境内に立っています。
市のサイト「西条の巨樹」には、「いぶしこぶし」という表現でこのくすの木の根元の複雑な凹凸を表現しています。
「いぶしこぶし」とは、愛媛の方言で「でこぼこ」の意味だそうです。
たしかに多くのこぶがありました。
石碑に「文和元年の植樹」と記載されています。
西暦だと1351年ということで、すぐ隣にある「鷺森神社のクスノキ」と同じ時期の植樹ということがわかりました。
余談ですが、1351年は「南北朝時代」です。
簡単に言うと、2人の天皇が並立し、それに伴い京都の北朝と吉野の南朝の二つの朝廷が並存するという、王権の完全な分裂状態です。
両朝はそれぞれの正統性を主張して激突し、幾たびかの大規模な戦いが起こりました。
ちょうど「逃げ上手の若君」の北条時行が活躍した年代と被ります。
1352年に、時行は足利方に捕らえられ、で処刑されました。
この「森岡神社のクスノキ」はそのころに植樹された木ということになります。