見た目立派なお寺さんですが、基本的にはお墓です。
お祈りは、早めにすませたほうがいい。
真言宗智山派 普門寺の創建は古い。
現在地には江戸期に移転した。
創建地の西方1kmの所で集落の共同墓地が残る。
須恵器や江戸期の瀬戸物などか採取されました。
G*ご住職は代々建部家が務められており 福井県の出自と伺いました。
万葉集巻第五812~814に山上憶良の奇しみ魂の長短歌が遺ります。
この息長足姫尊おきながたらしひめのみこと の二つの卵石の事を 憶良に伝えたのは建部牛麻呂で箕島の在の人です。
憶良が筑前国守の時代で大伴旅人が大宰帥の時代 神亀五年728年の頃 嫡男家持も大宰府におり この歌が万葉集に遺りました。
その建部牛麻呂が祖先の可能性が有ると申し上げました。
お喜びになられましたよ。
普門寺には江戸後期の伽藍配置図が残っています。
観音堂の東側に小振りな祠があり白髮社との表記がされています。
明治二年の寺社分離令までは白髮大明神坐像が祀られていたのでしょう。
坐像は本堂に大切に保管され 平成十年に下川崎の白髮神社に移されました。
見た目立派なお寺さんですが、基本的にはお墓です。
名前 |
普門寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
042-972-5891 |
住所 |
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評価 |
3.9 |
真言宗智山派の寺院です。
寺院の由緒等は不明です。
背の低い墓石を中心とした「霊園」を展開されていて、「墓地優先の寺院」かと思いましたが、境内は意外にも広く堂宇も多数ありました。
池を配した庭園があったり石塔や石灯籠、地蔵等が広く点在しています。
(七福神を模した石像や子育て地蔵、100観音等もありました)また西側には大きな観音堂もあります。
(とは言え堂の扉は閉ざされていてどんな観音なのか分かりませんが……😅)