立派な祠の中に庚申塔が安置されています。
昭和56年に大改修されていますが、庚申塔は江戸期から続くものですから明治政府による民間信仰の排除の危機を乗り越えて当地に残っているのです。
街道筋の青面金剛像は道路脇にあるものは破棄の対象でしたから民間の敷地内にて大切に守られたのでしょう。
明治政府による神仏分離は昭和の日本陸軍により解かれましたので以後は街道筋の庚申塚や庚申塔が復活しています。
現状は大多数がお寺や神社に集積され東海道の川崎宿から神奈川宿の間で青面金剛像が見られますのは当地と神奈川区の入江川脇の2ヶ所だけです。
お堂の上部に足場鉄パイプが組んであり、藤棚となっている。
一年の数日だけ藤の花とのコラボが見られる。
立派な祠の中に庚申塔が安置されています。
小さなお堂に青面金剛像一基が安置されていました。
駒型の合掌六臂で右足を少し上げている変わったスタイルでした。
下部はトロケてしまって二鶏、邪鬼、三猿があったのだろうが、今は形が残っていませんでした。
宝暦四甲戌天十月庚申銘。
名前 |
庚申堂 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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評価 |
3.2 |
なにやら、すっごい大事にされてる感のある、豪華なつくりのお堂。
旧東海道沿いにみられるのですが、道路側で騒音すらそっち退けされそうな異世界隔。