外から来た一般の人も食事が出来ます。
閉店時間近くに伺ったのですが、ゆっくりさせてくださり、お米から炊き上げた美味しい釜飯(お味噌汁も最高)とソフトクリームに大満足。
映画『あん』を思い出しながら、また全生園の歴史、ハンセン病の皆さんの心に思いをはせながら、また全生園と資料館を訪ねたいと思います。
お昼は、ここ「なごみ」で。
樹木希林の最後の主演映画「あん」の舞台になったという多磨全生園の中にあるレストラン。
焼き魚定食はとってもおいしくて、特に油の乗ったアコウダイはこれでもかというくらい旨味が凝縮していました。
東村山市に住んでいる人は志村けんのことはみんな知っていると思いますが、この全生園のことも多くの人が知っていると思います。
なぜならこの全生園はかつてハンセン病患者が強制的に収容された36万平方メートルにも及ぶ施設で、東村山に住む小学生や中学生はそこに暮らす患者の方々の差別や偏見にさらされた人生や苦難の歴史を学ぶからです。
食事のあとお店の方が親切にも映画の舞台になった場所を案内してくれました。
樹木希林が演じたというハンセン病患者の住む家は、樹木希林が役のことを理解するためにしばらくの間、実際に住んでいたらしいです。
現在は全生園は誰でも自由に入れます。
自然豊かな場所で春は桜がきれいですし、秋は紅葉が見応えあります。
しかしやはりそこは普通の公園などとは違う独特の雰囲気があります。
新型コロナウイルスの流行で病気の感染以上に偏見や中傷が蔓延している世の中になっていると感じます。
全生園に行くと愚かな人間の歴史を確認することができ、いま置かれている状況を冷静に見つめ直すことができる場所だと思います。
施設の中にはハンセン病の資料館があり、現在はお笑い芸人で俳優の石井正則さんのハンセン病に関する写真展もやっているそうです。
食後は映画の中に出てきた「あん」を使ったデザートを頂きました。
外から来た一般の人も食事が出来ます。
外には公衆トイレも有ります。
作業所の作品が販売されています。
店の周りの植草は、八重の花びらの、ドクダミが有ります。
しっかりと炊き上げた素晴らしい『森の釜めし』 (๑・̑◡・̑๑)今回は帆立を頂きましたが、お味は最高‼️デザートまで付いて1300円とは、文句のつけようがありません。
次回訪問時も是非立ち寄りたい、そんなお店です。
優しいおかあさんたちが美味しいお料理をふるまってくれる、憩いの場所です。
時折イベントにも利用されている地域の交流基地でもあります。
お散歩の途中にお茶を飲むにも良い場所ですよ!
小説『あん』のベースになった全生園。
映画『あん』の撮影にも使われたお店です。
希林さんの衣装も飾ってあります。
釜めしが売りですが、おしるこも美味しい!
名前 |
お食事処 なごみ |
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ジャンル |
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電話番号 |
042-395-2755 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 11:00~19:30 |
関連サイト | |
評価 |
4.1 |
ランチ時間も、ゆっくり出来ます、値段はちょっと800円と、お高めですが💧来る価値はあるかも😊