名前 |
法界塔 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.0 |
重顕寺に行く途中に井上記念館入口の角に建っています。
棹石表面に「南無妙法蓮華経」と刻銘されており、裏側に「鞆・藤原文造作」と記されている。
後の二面は力不足なので解読不可能。
詳しく知りたいので、機会があれば住職に聞きます。
水呑歴史資料館に有るかもしれない。
法界塔は安政丙辰(1856年)五月大旱(重顕寺開山546年)。
この時期はおおひでり(大旱)だった。
水呑村・新涯村は一番遠い地区だったので水の確保は大変だったらしい。
京都の七日に通じる街道に沿って七字の題目本尊「南無妙法蓮華経」の石塔を建てたといわれる。
京都妙顕寺の歴代住職に相伝継承された書体の題目は五百年余経過して福山南部の鞆・田尻・水呑・多治米等で法界石に用いられた。
日蓮の髭題目は日蓮独特の書体で文字の筆端を髭のようにのばしている。
日像の題目は筆の先端が揺れながら上方に伸びる珍しい書体は「波振りの題目」と呼称されてきた。
水呑地区①妙顕寺②玉泉寺③玄祥寺④帝釈寺⑤善住寺⑥重顕寺六つの御寺は何れも日蓮宗で有る。
髭題目の「南無妙法蓮華経」に通じる。