名前 |
長屋王歌碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
平城山駅の西口のロータリーにある歌碑で、万葉集に収録された長屋王という奈良時代の皇族の歌をに記しています。
「佐保過ぎて奈良の手向けに置く幣は妹を目離れず相見しめとぞ」。
「奈良の手向け」ですから長屋王が平城京から北の木津の方向に向かう時に歌ったものでしょう。
佐保という場所は平城山駅の真上の今はニュータウンです。
そこから今の地図でも木津駅近くに「奈良街道」という地名がありますから、佐保ニュータウンを抜けてそちらの方向に向かったのかな?平城山を抜けると奈良から出てしまう…。
平城山は奈良の都の出口ですから、歌人にとっては感傷的になる場所だったのでしょうね。