「馬頭観世音」を浮彫にした馬頭観世音塔は一見の価値...
旧渡船場道 馬頭観世音塔 / / .
歴史を感じさせる観音像です。
ボロい石の塊が並んでるなと思ったら観音だったのか。
尋常じゃない数の馬頭観音、枯れる間際の老いた並木、白山神社があり、舗装こそ新しいものの歴史や民俗学的な要素を感じる場所でした。
派手さはありませんが地域の歴史を調べている人にとってはきっと外せない場所だろうと想像します。
稲城市指定文化財市内に現存する最古の観音様だそうです。
一基破壊されているように見える。
最も大きなものは、側面の碑文が消えかけていて視認できないのが残念ですね。
馬頭観音を浮彫にしてるのは稲城市ではここだけとのこと。
中央にある、「馬頭観世音」を浮彫にした馬頭観世音塔は一見の価値ありです。
中央にある石塔は文化13年(1816年)の造立で、市内最古の馬頭観世音です。
また最も大型(高さ184センチ)の石塔であり、本格的な馬頭観世音の浮彫りを施している点も注目されます。
石塔の台石には願主谷埜口邑(矢野口村)をはじめ、近隣の19か村の名前が刻まれていて、これらの村々の協力によって石塔が造立されたことがわかります。
石塔の建つ旧道が矢野口の渡船場に通じていることから、渡船を利用する村々が交通の安全を祈念して建てたと思われます。
この石塔は馬の役割と渡船場の重要さを示す資料として市指定文化財になっています。
矢野口 旧渡船場道 14基の馬頭観音が並ぶ市・馬頭観音第1号 文化十三年市・馬頭観音第9号 明治七年市・馬頭観音第12号 明治二十年市・馬頭観音第14号 明治二五年市・馬頭観音第16号 明治二七年市・馬頭観音第21号 明治三八年市・馬頭観音第22号 明治四四年市・馬頭観音第28号 大正五年市・馬頭観音第33号 大正十四年市・馬頭観音第35号 昭和二年市・馬頭観音第36号 昭和三年市・馬頭観音第37号 昭和三年市・馬頭観音第40号 昭和二十年市・馬頭観音第41号 昭和三二年。
名前 |
旧渡船場道 馬頭観世音塔 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.4 |
馬頭観世音石造物群1816年に建立され、稲城市では最古のもの。