名前 |
御林と魚つき保安林 |
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ジャンル |
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住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
3.8 |
森と海の関係性を考えたとき、神奈川県西ではここほど完璧な森はない。
400年ほど昔、小田原藩が15万本の松を植林したことに始まる。
松は近年、松くい虫などの被害によって減少してしまったものの、それに変わって、シイノキやクスノキなどの神社の鎮守の杜のような森に生え替わっている。
車道から見上げても神社の中を通っているかのようであり、土中には水と空気が淀むことなく通っていることを表している。
それは、この場所が半島であり、周りが断崖に囲われており、下手にコンクリートなどで崖崩れの防止策などがとられていないことにあるだろう。
森林法に基づく「魚つき保安林」に指定されているが、磯に魚が多いのも、周辺に人工物が無く、本来の海と森の関係性が維持されている結果として、森と里と海の関係性を考える上での教科書となりうる場所である。