名前 |
明徳寺城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
利根川を挟んで対岸、真田方の名胡桃城を牽制する目的で北条方沼田衆が構築。
城山の麓にあった明徳寺が名称の由来らしい。
急拵えらしく、南下り単郭式のシンプルな構造。
土塁や空堀等、遺構は良く残されている。
昔、黒田基樹先生が自身の詳細な計測結果と、山崎一 先生作成の平面図(群馬古城塁趾の研究)とを比較しつつ郭の構造を解明した論文を読んだことがある。
コアなマニアしか知らないよーな、こんな田舎の町指定史跡を克明に調査されていることに驚いた記憶がある。
現在の高速道路側道からの案内板が設置されている入り口はオリジナルの虎口ではなく、畑地として利用する際に土塁を破壊した通り道らしい。
現地を初めて訪れた時、東側空堀付近の孟宗竹林に座り、沼田領を巡る真田vs北条の熾烈な戦国合戦に思いを馳せたのが懐かしい。