山の麓で感じる静謐な時。
奈良尾神社の特徴
山の麓に位置し、静かな自然環境が魅力です。
周囲には多くの古墳が点在し、歴史を感じさせます。
創祀不詳の神社で、神秘的な雰囲気が漂っています。
8/11訪問。
山の麓にある薄暗い神社です。
主祭神は、大山咋命(おおやまぐいのみこと)、水波能売神(みずはのめのかみ)、天照大御神(あまてらすおおみかみ)ですが、大正時代の合併の際に、神名不明の神も同時に合併しているので、四柱の神を祀っていることにならます。
大山咋命はあまり名前を聞かない神様ですが、山を司る神様といわれています。
水波能売神は名前の通り、水を司る神様です。
この二柱が、この辺りの山と川を治めているということになるので、今は薄暗い神社でも、昔は多くの人に信仰されていたのは確かなのかもしれませんね。
また、大山咋命は治水の神という面も持つそうなので、この近くを流れる糸貫川や藪川の治水を願って祀られたのかもしれません。
元々は桶尾明神として祀られていました。
創建月日などは不明ですが、江戸時代は本巣郡の神階の従三位という、高めの地位をもつ神社でした。
しかし、火災によって神社の書物が焼失してしまったそうです。
創建月日が不明なのもこの火災が原因と思われます。
桶尾明神のことがよく分からない村の人は、元桶尾神社と名前を付けたそうです。
「元」と付いているのがなんだか面白いですね。
明治時代になって、ようやく奈良尾神社と名付けられました。
創祀不詳。
神明帳に曰く、本巣郡鎮座従三位桶尾明神とあるを旧社寺失して其の詳なるを知らず当社元桶尾神社と称せしも、明治二十一年(上半期)奈良尾神社と改称す。
大正四年十二月二十五日同字無格社西宮神社、字東日苅無格社縣宮神社(不詳)字此見無格社日吉神社同字無格社貴船神社字秋向無格社神明神社を合祀す。
昭和二十五年六月文殊山添村を合村本巣村と改称す。
回りに古墳が多いので古くからある神社なのだろうと思うが詳しい説明が書かれていなきのでよくわからない。
名前 |
奈良尾神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.7 |
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