名前 |
独歩苑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
国木田独歩は随筆「武蔵野」で知られる明治期の編集者。
日清戦争の従軍記者として一躍世に知られた当時24歳の独歩は北海道移住を計画し1895年9月に渡道、移住地の選定に詳しい官吏を訪ねるべく北海道炭礦鉄道を乗り継ぎ、熊笹と森林が広がる茂尻に辿り着く。
独歩苑にある「国木田独歩曾遊地」記念碑裏の碑文には、この顛末を綴った紀行文「空知川の岸辺」の末尾の一文が刻まれている。
「余は今も尚空知川の沿岸を思ふと あの冷厳なる自然が余を引つけるやうに思ふ 何故だらう」