伊勢神宮正殿と同じと言われる建築様式です。
岩鼻町赤城神社御祭神 豊城入彦命 宇迦之魂命こちらの神社本殿は神明造で、伊勢神宮正殿と同じと言われる建築様式です。
しかし、本殿を支える棟持柱が建物の外側に独立しているこの様式は、全国でも類例がないこの神社の大きな特徴です。
勧請の年月は不詳ですが、勢多郡赤城神社の豊城入彦命を遷したとの伝承がある一方、幕府代官吉川栄左衛門が岩鼻陣屋を設立の時、宇迦之魂命を祀り豊桑の繁栄を祈ったとも言われています。
明治に至って岩鼻県知事小室信太夫が一層敬意を表し、社殿を新たに造営し、明治四年(1871)当町内に遷祀しました。
境内にある巣黒神社は、当社が陸軍岩鼻火薬製造の用地となり、ここへ移転して来ました。
(境内案内板より)村社赤城神社の社号標の近く、境内入口の鳥居には「正一位赤城大明神」という扁額が掛かっています。
参道を進んで次の鳥居には、「正一位保食稲荷大明神」という扁額が掛かっています。
こちらの鳥居は、「岩鼻陣屋」にあった「稲荷神社」のものです。
本殿の後ろに、三代目岩鼻代官・吉川貞幹撰による「稲荷霊験碑」が建っており、陣屋の「稲荷神社」建立の経緯が記されています。
現在、その「稲荷神社」の社殿はなく、鳥居を残すのみとなっています。
社殿右奥にあるのは「巣黒神社」です。
上野国神社明細帳に、「巣黒神社」のことが書かれています。
祭神 事勝國勝長狭神(ことかつ・くにかつ・ながさ・の・かみ)由緒 勧請年月不詳、社ヲ巣黒ト号スルハ其謂ヲ知ラスト雖寸久礼ノ神社ト稱スルニ 徃々勝ノ字ヲ用ヒル例アリ、然テ祭神ハ同一ナリ、按スルニ 事勝國勝ノ勝ノ字ヲ採テ寸久礼ト訓シ ソレ又轉シテ巣黒トハナリシナルヘシ、元字巣黒ニアリシヲ 其社地陸軍省用地トナリシヲ以テ 明治十三年七月十日移轉セリ(ブログ「隠居の思ひつ記」より)
4月9日大祭か。
名前 |
赤城神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
027-352-1839 |
住所 |
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評価 |
4.3 |
2022年1月1日に初詣に参りました。
人はほとんど居ませんでした。
30年前は初詣の参拝客がすらりと並んでいたことを思い出し、切ない気持ちになりました・・・