話して開けてもらいます‼️内容は山間部の民俗資料と...
黒保根公民館 歴史民俗資料館 / / .
現在は常駐する職員は居りません右手の公民館の方に行って下さい🐱其処に職員が居ます、話して開けてもらいます‼️👆内容は山間部の民俗資料と文献が有ります。
名前 |
黒保根公民館 歴史民俗資料館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0277-96-3125 |
住所 |
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関連サイト |
http://www.city.kiryu.lg.jp/shisetsu/bunka/1006550/index.html |
評価 |
3.5 |
資料館の裏手には、星野家の長屋門が見えます。
この邸内には、水沼製糸場がありました。
星野家は、代々村役人をつとめてきた豪農でした。
明治維新の直前、この家に生まれた長太郎は、進取の気性に富み、自邸の北側に私費で、水沼小学校を開校しました。
これからは何より、教育が大切だと思ったからです。
この小学校は群馬県内では2番目に設置されたので「群馬県第二番学校」と呼ばれました。
また長太郎は「国益増進のためには、近代的な製糸業の養成が必要だ」と考え、みずから前橋藩営大渡洋式器械製糸所に学び、自邸の敷地のなかに、水沼製糸場を開業しました。
長太郎は、単なる儲け主義の経営者ではなく、全国から研修を希望する工女を受け入れ、惜しみ無く技術を習得させました。
それだけではなく、工場内に工女のための夜学校まで作ったといいます。
のちに長太郎は、米国に生糸の販路を開くため、実弟の新井領一郎を渡米させます。
この領一郎の孫娘ハルが、ライシャワー駐日大使の夫人となったことが、資料館でも紹介されています。
前橋公園には、大河ドラマ「花燃ゆ」の一場面を再現した、星野長太郎、新井領一郎兄弟と群馬県の初代県令である楫取素彦、その妻である寿(ひさ)の銅像があります。
渡米する領一郎に、兄の吉田松陰が果たせなかった渡航をさせるため、形見の短刀を手渡す場面です。
星野長太郎は、教科書にも登場しませんが、派手な業績を残した政治家などより、つくづく偉い人物だと思います(^_^)vまた黒保根という地名は、とても変わっていますが、万葉集の「久路保乃禰」から取ったものであろうということです。
久路保乃禰とは赤城山の古い名で、上州名物の雷を呼ぶ、真っ黒な雲がかぶさる峯のことだそうです。
古代の人々にとって、雷雲は怖いものであったと同時に、恵みの雨を降らす有難いものでもあったようです(^_^ゞ