近所を通過するとついてしまうようです。
粕川町の月田にある、静かな趣きのある神社です。
いちおしは、やはり室町時代からいる狛犬さんです。
おやしろの左奥の階段のあたりにいました。
2匹が並んで仲良く座っていて、600年近い古さと現代の空間がひとつになったような不思議な雰囲気でした。
近所を通過するとついてしまうようです。
御朱印は神社裏の富司宅でもらえます。
2019/10/21 参拝。
嫁の大病完治を祈らせて頂きました。
御朱印あり。
境内の裏に有る宮司さん宅でいただける。
この神社で、毎年秋のお祭りに行われる「粕流しの神事」が、粕川の地名のもとになっているのだそうです。
粕川町には銘酒「桂川」で知られる柳澤酒造があるので、そちらとの関係があるのではないかと思っていたのですが、どうやら違ったようです。
伝説によれば…赤城の神様には二人の娘があり、姉は月田の里に、妹は深津の里に遣わされることになりました。
その時、父の神様は娘達に言いました。
「これからは、それぞれが里を守らねばならぬので、会うこともできない。
そこで、毎年八朔の日(旧暦八月一日)に、酒を醸した粕を川へ流そう。
自分が無事であれば白く醸した粕を、凶事があれば黒く醸した粕を流すことにする。
姉は川が白く濁ったら、太鼓を叩き、妹に知らせよ 」この伝説をもとに、いまでも酒の粕を川へ流す神事が行われているのだそうです(*^^*)なお、月田というロマンチックな地名は、赤城山麓の緩やかな斜面に拓かれた段々の水田に、美しい月が映っている…などと想像していたのですが、どうやら違うようです。
「つきだ」は「いつきだ」のなまったもので、この辺りが神社の所領である斎田(いつきだ)であったからだそうです(^_^ゞ
南北朝時代から室町時代に造られた県内最古の狛犬が見られます。
(拝殿脇にいます。
)一部欠損ありますが、素朴な味わいがありますね。
また8月最終週の土日に開催される「月田のささら」と呼ばれる獅子舞もオススメです。
群馬一古い石造りの狛犬や野口雨情の歌碑がある。
村社 近戸神社 粕川村大字月田村字近戸鎮座祭神 大己貴命、豊城入彦命、大物主命、誉田別命、伊弉諾尊、伊弉冉尊、少彦名命、大山咋命、大山祇命、素盞嗚命、大日孁命、火産孁命、倉稲魂命、菅原道真公、保食命由緒 当社は東国を鎮定した豊城入彦命の姫宮が字丸山に勧請した社を延暦十三年(794)に移築したものと言われている。
現在の社殿は、鎌倉時代の宝治元年(1247)に造営されたものと言われ、その後何度か改築された。
昔から地域の鎮守神・産土神として信仰されるとともに、赤城神社と同じく赤城山信仰による里神であり神仏習合時代は、小沼(粕川の水源)の本地仏である虚空蔵菩薩をお祀りしていた。
六百年の伝統を誇る獅子舞と華麗な神輿を舁いでの御川降り神事に伴う粕流し神事は「粕川」の由来として有名である。
野口雨情童謡碑「近戸ののんのさま さゝらすき さゝらはうたすき 笛がすき 雨情」と刻まれた石碑があります。
野口雨情の自筆とありました。
近戸神社の石造狛犬この狛犬は、碓氷峠の熊野神社の狛犬とともに石造狛犬では県内で最も古い狛犬です。
狛犬は、古代中国の廟所守護として阿吽一対を置いたのが始まりと言われています。
日本では、奈良時代の宗風様式の木彫狛犬と鎌倉時代後期と推定される和風様式の石造狛犬があります。
南北朝時代になると石造狛犬は畿内各地に見られますが、東国では、中世(鎌倉時代~室町時代)石造狛犬の現在例は極めてまれです。
群馬県内では熊野神社とこの近戸神社の二例だけがともに室町時代の和風彫刻です。
この狛犬は、他の時代のものと異なり頭部が小さく扁平で童顔をしています。
また、巻き毛も丸みがあって穏やかで親しみの持てる像です。
以前は拝殿前にありましたが、一部欠損したため新しい狛犬が奉納され、以後現在地へ遷し大切に保存されています。
毎年9月に獅子舞が奉納されています。
北西にあるもう一つの近戸様と連携してのお祭りです。
県内最古の狛犬とか見どころも多いです。
古い狛犬がいます。
群馬県最古の狛犬様があります。
名前 |
近戸神社 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
027-285-2510 |
住所 |
|
評価 |
3.8 |
いい神社です。
かつて二宮赤城神社と宇通遺跡の間で行われた御神興における協力社です。