東日本以外では非常に珍しいアラハバキの名前を持つ神...
御神体はそびえたつ巨石で、東北から三河にかけて点在する謎の神、アラハバキを祀っていますが、巨石信仰とも関係が有る、大和政権以前、弥生よりも更に以前、縄文の古代信仰の一つのようです。
アイヌや土蜘蛛とか呼ばれていた人々の信仰かな?現地に来れば、分かる人には分かりますが、現在の御神体の巨石の前に、道路を挟んだ東側に有る巨石が気になります。
やはり、昔は道路を挟んだ対面に有る巨石としめ縄が渡されていたそうで、対で信仰対象、または結界であったようです。
自然物を祀る原始的な神社という話を聞いていってきました。
詳しいことは他の口コミに書かれてるのでそちらに譲りますが、アラハバキを祀る神様は北の方に多くて、ここより西にあるアラハバキを関した神社は砥鹿神社の里宮(摂社)である荒羽々気神社だけみたいです。
ちなみに漢字での表記は「堀谷荒鎺神社」で、ネットで調べてみたら鎺(はばき:金偏に祖)というのは刀身と鍔(つば)が接する部分にはめ込まれた筒状の金具のことだそうです。
ただ、これはアラハバキへの当て字っぽい雰囲気で、この神社が日本刀と関連しているとは思えません。
御神体である磐座の下には仏様っぽい感じの石像があります。
この神社が村外れにあることを考えると道祖神かもしれません。
田舎(失礼)なので、神仏分離の影響を受けなかったのかもしれません。
この他境内には「正七位 念力霊神」「荒鎺土神」と刻まれた石碑の他、故陸軍歩兵一等卒勲八等氏原孫蔵を祀った忠魂碑や刻まれた文字が判読不能な石碑があります。
東日本以外では非常に珍しいアラハバキの名前を持つ神社です。
御神体は磐座。
岩山全体なのかな。
縄文から続く信仰の場と言われます。
かつては川沿いの道は無く、石神や阿多古へ続く道は杉峠を越えるこの道だけだったのだそうです。
いろんな意味で重要で大切にしたい場所です。
小さい神社ですが、私は素晴らしいと思いました。
合う人と合わない人と、別れるのかもしれませんね。
神社の奥にある大きな岩が御神体らしいです。
縄文時人が祭祀を行った磐座と言われています。
名前 |
堀谷アラハバキ神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
荒覇吐は東北地方の神、大和朝廷に対抗していた。
豊川市の本宮山も荒覇吐神を祀っている。