スキーを楽しむのには絶好のシチュエーションです。
ライオンズマンション越後湯沢第2 / / .
スキーを楽しむのには絶好のシチュエーションです。
新幹線から見えます。
数年前に、20年以上所有していた苗場の西武系のリゾートマンションから、このマンションに買い換えました。
西武系のホテルが元気をなくして、苗場までも夏の営業を縮小したり、マンションのレストランやデリカショップがなくなり、白樺平ゲレンデが閉鎖され、その煽りを受けて、浅貝のスキー宿の廃業が目立ち、ミニスーパーまでも閉店になって、我が家のマンションの周りに閑古鳥が鳴き住み心地が悪くなったからです。
家族が別々に行動することも多くなったので、車だけでなく新幹線でも簡単に行けて、スキーだけでなく温泉も楽しめ、閑古鳥が鳴く可能性のない場所にあるマンションを探すことにしました。
苗場での失敗を繰り返さぬよう、二年近くかけてマンション選びをしました。
湯沢の温泉街のマンション、ナスパ隣接のマンション、岩原隣接のマンションは一通り回りました。
岩原は湯沢駅からのタクシーで行ってみたら、意外と高かったのが残念でした。
ナスパ隣接のマンションもタクシーですがだいぶ近いので、最初は妻が気に入っていました。
苗場の時代は、冬も夏も毎日のようにプリンスホテルに通っていたからです。
とくに夏はプリンスホテルで食事をしてホテル前の遊園地で娘を遊ばせる習慣があったのです。
ナスパ隣接マンションはまるでプリンスホテルに自分の部屋を持てるようなものだと感じたようです。
しかし、毎回、ホテルで食事をするのは、我が家の経済力では長期所有は難しいので諦めてもらいました。
そこで、食事場所を自由に選べ、食材の買い出しも簡単で、タクシー代が掛からない温泉街に絞りました。
ザ・ハウスは購入価格はなんとかなりますが、管理費などのランニングコストが我が家の身の丈にまったく合いませんでした。
最初に気に入ったのはファミールビラでした。
間取りが苗場時代のマンションと似ていて管理費も許容範囲だったからです。
窓からの景色にリゾート感がない点は気になりましたが、駅からは一番簡単に行ける点が気に入りました。
冬シーズンになって、苗場から現地調査に出かけ、マンションからシャトルバス乗り場まで歩いてみました。
すると除雪が不完全で歩きにくい上に、シャトルバスの乗り場はライオンズマンション第3の門の前でした。
これなら、狭い間取りは我慢してもライオンズマンション第三の方が良いと気持ちが移って行きました。
その間取りを許容するならと、ロープウエイの前のライオンズマンション第2も候補に加えました。
共用スペースは第3の方が明らかに立派で、両方を同時に内覧したときは第3を気入ってました。
しかし、スキー場のまん中というプリンスホテル滞在に近い第2にも大きな魅力を感じて二択になりました。
しかし、夏は温泉街はエアコンなしで我慢できるという程度で、けっして避暑地ではない点で、温泉街への買い換えへの躊躇も、最後まで残りました。
そこで、今度は暑さのピークの時期に、苗場から現地調査に向かいました。
苗場から下って行くと、温泉街はムッとする暑さでした。
しかし、初めてロープウエイで夏の高原エリアに上がってみると、苗場と変わらない涼しさで観光客が多くリゾート気分も満点でした。
それで、「昼間、暑かったらロープウエイに乗ればいい」と考えることで、我が家にとっての苗場から買い換えるための条件をすべて満足しているのは、ライオンズマンション第2にということで落ち着きました。
以下は使ってみた感想です。
湯沢駅から徒歩10分は冬は少し大変かなと思っていましたが、シャトルバスが頻繁に走ていたので問題ありませんでした。
グリーンシーズンは温泉街のメインストリートなので、浴衣姿の温泉客に混じって歩くとリゾート気分が満点です。
食事についてもリーズナブルなところが色々と見つかりました。
スキーシーズンは、スキーロッカーの裏の出口から直接ゲレンデに出て簡単にロープウエイ乗り場に行けます。
7分の乗車で標高1000mの天空のパラダイスです。
レストランエーデルワイスは、展望がいい窓際で優雅なひとときが過ごせます。
同じ建物の無料休憩所でも、書斎で読書するような感じで小休憩をとっています。
最後の1本は山頂からマンションの裏口までは標高差800mのノンストップ滑走をするとかなり滑りごたえがあります。
降雪の翌日は早起きしてファットを履いて、ロープウエイの始発で高原に上がります。
シュプールをつける新雪がなくなったら1度帰って来ます。
温泉に入って昼食を食べて元気が快復したら、デモ板に替えて滑りに行ってます。
マンションがスキー場の中にあるメリットは家族が同行するときにより実感します。
前日のスキー疲れでなかなか起きない家族を残して、午前中は一人で滑り、温泉に入っていた家族と午後から一緒に滑ったりするときに立地の良さを実感します。
夏の暑さについては、前も後ろもゲレンデなので遮るものがないので、窓を開け広げると、雄大な景色と清涼な風が入って来るので、思ったより避暑地の気分になれます。
夏を優先して北側にしたのも正解でした。
夏の高原エリアは、スキーシーズン以上にたくさんの観光客がいることで、リゾート感が倍増します。
20年前の苗場以上の賑わいです。
標高も1000mあり苗場に負けない涼しさなので、マンション滞在時はほとん毎日上がっています。
最近は家族全員で高原のスキーシーズン券とグリーシーズン券を買っています。
そうすると、一年通してマンションのプライベートゲレンデ、プライベート庭園のように日々の出費なしで、高原エリアを漫喫できます。
シーズン券は夏冬あわせても、割引券を使うと34000円ぐらいです。
また、高原のシーズン券があるとガーラの一日券が1000円で買えるので、2日に一回はランドーで遠征しています。
高原エリアとガーラエリアを全部滑るとなかなかのビッグゲレンデです。
シーズン券でロープウエイ乗り場の所にあるコマクサの湯も入れますので。
夏は温泉が二つあるマンションの気分で高原の帰りにコマクサに浸かっています。
ところで、最近はリゾートマンションの価格が下がっています。
リーズナブルにスキーや温泉をちょくちょく楽しみたい人はチャンスを生かさない手はありません。
しかし、しっかりした将来展望も大切です。
その点からは、本体価格よりも管理費の金額とその運用実態に注目したいところです。
温泉は必要ですが、今となればプールやレストラン等は過剰だったのです。
多くのマンションで温泉以外は既に閉鎖されています。
そういうマンションは維持管理計画に無理があるのです。
そういう意味で中古物件を内覧するときは、共有施設の豪華さよりも、メンテナンスの質に目を向けるべきです。
送迎バスなども含めて共有施設の維持だけに管理費を使ってしまえば、外壁の塗装の更新や、内部のパイプの配管の更新などにお金を回りません。
外壁の塗装の更新等を怠ればコンクリートの中性化が進み耐用年数が急速に縮みます。
そういう理由で、管理費は安ければいい訳ではなく、それで管理できる合理性が必要です。
共用施設は総戸数に応じた規模でなければ維持管理できません。
建物が大きいほど有利な訳ですが、同じ大きさのマンションなら、小振りの区画にして戸数を増やせば、大きな温泉を維持できるのです。
その点で、このマンションの戦略は明確です。
30平米台の小振りな区画を標準にして、一戸あたりはリーズナブルな管理費にして、普通のサラリーマンにも長期所有を可能にしています。
管理組合がしっかり管理会社を選んで条件交渉をして、契約を結び直しています。
清掃会社の社員が毎日掃除しに来るので共用スペースはホテルのように清潔です。
苗場のマンションとのあまりに違いに驚いています。
購入前は畳の部屋が気になりましたが、使ってみると、畳だからこの広さでも一家族が寛いで寝られると気づきました。
今は、民芸調の家具を入れて高級温泉旅館風にイメージチェンジを図っています。
私の経験からは、マンション内のアメニティよりも、マンションの周囲のリゾート環境に価値をおいた方がいいと思います。
なぜならば、マンションの周囲のリゾート環境には維持費というコスト負担がないのです。
東京から新幹線で一時間少々という好立地の湯沢の温泉街と高原エリアに閑古鳥が鳴くことは考えられません。
最近はアジアから温泉と雪景色目あての観光客が激増してなんか勢いがあります。
苗場と違い温泉街と高原エリアのリゾート環境は廃れることはなさそうです。
まあ、迷った挙げ句の「結果オーライ」、私にとっての「住めば都」だと思います。
皆さんも、それぞれのライフスタイルが求める条件をきちんと整理して、「結果オーライ」「住めば都」となるマンションを見つけられることを祈っています。
名前 |
ライオンズマンション越後湯沢第2 |
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ジャンル |
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電話番号 |
025-785-5580 |
住所 |
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評価 |
3.8 |
立地、管理、価格。
最高のマンションだと思います。