名前 |
不動坂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
開国時代に外国人居留地内に作られた遊歩道の一部。
当時、外国人居留地の外側では攘夷派の藩士に命を狙われるリスクがあった。
一方居留地の中にいれば安全ではあるものの、もともとド田舎だったためほとんど やることがない。
外国人たちは安全な居留地内に遊歩道や競馬場などの各種施設の建設を嘆願し続け、これに幕府が応じた形になる。
幕府としても莫大な賠償金を払い続けるよりはマシだと判断したのかもしれない。
この辺りには馬が通行できる立派な遊歩道が整備された。
しかもそれは外国人専用だ。
遊歩道ができた当初、不動坂は本牧方面の見事な岸壁を臨む景勝地だったようだ。
幸いにも当時の写真家が遺した写真で確認できる。
来訪前に是非「ベアト 不動坂」で画像検索してみよう。
さて、現在の不動坂からは見事な景色は見えないし、車道としてはいささか狭い印象を受ける。
だが、馬車も通行できたという緩やかな傾斜はいまも健在だ。